下総中山｜自然に恵まれてゆったりした日常を過ごす。街の魅力とおすすめスポット

下総中山駅周辺はJR総武線で東京駅から快速で約30分、新宿駅からは約40分と都心からのアクセスが良好なエリア。中山法華経寺をはじめとした歴史的建造物と自然が調和した、地元民に愛される魅力的な街です。

本記事では、下総中山駅周辺の生活環境の充実度や、休日にファミリーでお出かけするのにぴったりなスポットを紹介します。商業施設や文化施設なども充実し、ゆったりと過ごせる住環境の良さから子育て世代にも人気のエリアですので、ぜひチェックしてみてくださいね。

※掲載の情報はすべて2024年12月現在のものです。

※スポットの営業時間や定休日、イベント開催などが記載のものと異なる場合があります。おでかけの際は事前に確認ください。

下総中山駅周辺の雰囲気や生活環境

住む場所を検討するに当たって、やはり街の雰囲気や生活のしやすさが気になる方は多いはず。まずは、下総中山駅周辺の雰囲気や生活環境を覗いてみましょう。

街の雰囲気

下総中山駅周辺は、真間川や江戸川が近くにある自然豊かな環境です。また、下総中山駅の北口を進むと法華経寺を中心に数多くの文化財が保存されており、歴史も感じられます。

法華経寺周辺は、“歴史の散歩道”として市川市も推しているスポットです。

JRの高架下は綺麗に整備されているので、お子様が通っても安心です。駅周辺は車が通るには少し狭いですが、歩行者や自転車は余裕を持ってすれ違える広さがあります。

広い道は歩車分離になっています。

駅前には市が運営している駐輪場があるので、自転車通勤でも安心ですね。

生活環境の充実度

北口側には商業施設が建ち並んでいます。病院や学校、飲食店、コンビニ、クリニック等が集結しているため、生活しやすい環境です。「ミレニティ中山」の4階には眼科や内科・耳鼻科などのクリニックが多数入居しており、小さなお子様がいても住みやすそうですね。

一方、南口側は昔ながらの個人商店と新しい飲食店が共存する、温かみのある街並みになっています。飲食店や八百屋などがあるほか、高架下にはスーパーも併設されており、電車通勤の帰りなど買い物に立ち寄れるので便利ですね。

南口を出て本八幡方面に進むと、映画館など数多くの店舗が入居する市川市内最大のショッピング施設「ニッケコルトンプラザ」があります。

ニッケコルトンプラザの近隣にはテニス場やゴルフ練習場などがあるので、スポーツ好きには嬉しい環境ではないでしょうか。

また、京成中山駅近くには「小栗原蓮池公園」があります。ジャングルジムやすべり台など、遊具が充実した公園です。

休日に出かけたいスポット9選

ここからは、休日に出かけたいレジャースポットをおすすめ順に紹介します。子どもから大人まで楽しめるスポットが充実しているので、ぜひ訪れてみてください。

1.展示やイベントで学ぶ「千葉県立現代産業科学館」

千葉県立現代産業科学館は2024年に開館30周年を迎えました。子どもから大人まで、誰もが産業に応用された科学技術を「見て」「触れて」学ぶことができます。さまざまな実験・工作教室のほか、夏のプラネタリウム上映会は親子連れに大好評。毎年上映会には1万人以上が訪れ、大盛況だそうです。

入館してすぐ目に入るのは、千葉火力発電所で使用されていたタービンローター。重さは約23トンもあり、当時はこの発電機1つで千葉県の全電力をほぼまかなえるほどだったそうです。

子どもたちに1番人気のエリアが、1階の「創造の広場」です。水と空気を使ってロケットを飛ばせる「ウォーターロケット」など、実際に体を動かしながら科学の不思議さを体験できます。

現代産業科学館をおすすめする最大の理由は、4つの演示実験コーナーがあるから。実験シアターでは、マイナス196度の液体窒素を使った実験を間近で見られます。窒素、酸素、二酸化炭素などの元素の勉強にもなり、大人から子どもまで楽しめるエリアです。

サイエンスステージでは、16種類の実験を日替わりで楽しめます。科学者や発明家の人形劇も行われているので、小さいお子様でも楽しみながら学べるのではないでしょうか。

子どもたちが間近で見学できる実験カウンターもあります。電池や太陽光発電など、さまざまな実験を通して新たな発見があるかもしれませんね。

放電実験室（写真右）では、3種類の放電現象を見ることができます。

（左：現代エリア、右：歴史エリア）

そして、2階の「現代産業の歴史」エリアでは、電力・石油・鉄鋼の産業の歴史や現代の技術を学ぶことができます。

石油産業エリアには、1908年から販売され、アメリカで人気を博したT型フォードが展示されています。資料保護のため期日非公開ですが、試乗会も開催されており、ファミリーに大人気だそうです。

2.歴史的文化財や自然を楽しむ「中山法華経寺」

中山法華経寺（なかやまほけきょうじ）は、鎌倉時代の1260年に建てられた日蓮宗大本山の寺院。中山参道や周辺の寺院も含めて、歴史のある街全体を楽しむのがおすすめです。

下総中山駅北口から進むと、中山参道総門（通称：黒門）が出迎えてくれます。

参道沿いには草花・樹木が生育する庭園がある清華園や、遠壽院（おんじゅいん）などがあります。市川市役所 市民課の連絡所もあるので、書類の取り寄せや届出にも便利です。

山門仁王門（通称：赤門）をくぐると、いよいよ境内に入ります。

赤門から延びる石畳をしばらく歩くと、お寿司屋やお休み処などが建ち並んでいます。参拝帰りや小腹が空いた際、ふらっと立ち寄れる場所としておすすめです。

国指定重要文化財である「祖師堂」には、日蓮宗を開宗した日蓮聖人が祀られています。

境内には祖師堂のほか、五重塔や釈迦如来像、法華堂、四足門などの見所がたくさんあり、散歩も飽きずに楽しめます。

祖師堂の脇から一般道に出ると広がる龍王池は、カモも休んでいて癒される空間です。

3.参道沿いで立ち寄りたい「清華園」

中山参道沿いにある清華園は、昔ながらの雰囲気を感じられる場所です。

敷地内には草花・樹木が生育する庭園があり、訪問者の憩いの場となっています。

庭園内には休憩ができる四阿（あずまや）が2つあり、散歩中ちょっと一休みするのに良さそう。季節ごとに装飾が施されていて、癒される空間です。

3月中旬から4月上旬にかけては梅やしだれ桜などが咲き、庭園を彩ります。草花や木々に囲まれ、季節の移り変わりを感じてみてはいかがでしょうか。

4.サイクリングやお散歩も多い「江戸川河川敷」

江戸川は利根川の分流で、千葉県だけでなく茨城県や埼玉県、東京都の1都3県にもおよぶ一級河川です。河川敷はコンクリートで整備されており、サイクリングロードとしても人気。そのほか、ジョギングやお散歩にもぴったりです。道幅が広いので、お子さんと一緒でも安心ですね。

江戸川河川敷には、市川市民が使用できる野球場やサッカー場が点在しています。予約は必要ですが、無料で借りることができますよ。

江戸川から東京湾への釣り遊船が出航しています。東京湾での釣りを、手軽かつリーズナブルに楽しむことができます。

河川敷の反対側には遊船所が点在しており、港町っぽい雰囲気も感じられます。

少し足を伸ばすと、江戸川の自然環境を学習できる「市川南ビオトープ」や、江戸時代初期から続く対岸の葛飾区柴又を結ぶ「矢切の渡し」があります。渡し船には大人200円、子ども100円で乗ることができますよ。

5.動物と触れ合える「篠崎ポニーランド」

お子様連れでのレジャーにおすすめなのが、篠崎ポニーランド。こちらでは、ポニーや馬たちと無料で触れ合えます。

ゲートをくぐると、江戸川河川敷沿いに「ポニーのりば」「馬車のりば」「ふれあいコーナー」が出現します。広大な敷地なので、お子様も思いっきり走り回れるのがいいですね。

篠崎ポニーランドでは、10頭のポニーと馬が出迎えてくれます。それぞれ毛色や毛並みが違うので、ちょっと触れ合うだけでも十分に楽しめますよ。

小学6年生以下のお子様は、ポニーに乗馬することができます。休日はファミリーが行列をつくるほど大人気。笑顔いっぱいの、素敵な体験になるはずです。

また、土・日・祝休日の10:30〜11:30限定で馬車に乗ることもできます。こちらは抽選制で各日10組限定ですが、中学生以上でも乗れるので、親子で楽しむことができると大好評です。

続いて厩舎（きゅうしゃ）では、馬ににんじんをあげることができます。1日20カップ限定なので、早めに行くのがおすすめです。

にんじんをあげる前後では、スタッフによる馬のお手入れ（ブラッシングやトリミング、蹄のケアなど）を見学することもできますよ。

厩舎の隣には「子ども未来館」や図書館、公園もあります。子どもたちが楽しめるスポットが集結しているので、篠崎ポニーランドを中心に1日中でも遊べますね。

6.お散歩に最適な「真間川沿い」

真間川（ままがわ）は千葉県西部で江戸川から分かれて東京湾に注ぐ、利根川水系の一級河川。川沿いは散策路として整備されており、ちょっとしたお散歩に最適です。季節によってはカルガモやツバメ、ウミネコなどの野鳥が見られることもあるそうですよ。

春になると川沿いのソメイヨシノが花を咲かせ、美しい桜並木が見られます。毎年、お花見しながら散歩するのが楽しみになりそうですね。

真間川沿いの桜並木

7.さまざまなイベントが開催される「市川市文化会館」

大ホール 客席 ＜画像提供元：市川市文化会館＞

市川市文化会館は大・小のホールをはじめ、展示室、和室・茶華道室、会議室、練習室などを備えた芸術文化の拠点です。大ホールの収容人数は1,758名。2022年4月のリニューアル開館で客席が広がり、よりゆったりと鑑賞できるようになりました。

ホールではオーケストラや交響楽団によるコンサートをはじめ、落語、ダンス、ワークショップなど、さまざまなイベントが毎月開催されています。身近に音楽や芸能に触れられるので、日々の生活に新しい楽しみが生まれそうです。

8.洋風の建物や庭などが素敵な「東山魁夷記念館」

市川市東山魁夷記念館には、20世紀の日本を代表する日本画家・東山魁夷の資料と作品が展示されています。洋風な建物なので、展示だけでなく外観も楽しめるスポットです。

画像提供：市川市東山魁夷記念館

敷地内には東山魁夷氏の作品にも登場する白樺をはじめ、しだれ桜、つつじ、紫陽花、紅葉などが植栽されているほか、軽食がとれるカフェも併設されています。観覧料なしで利用できるので、散歩ついでなど気軽に立ち寄れるおすすめの場所です。館内にあるロッカーに荷物を預ければ、手ぶらで作品をゆっくり鑑賞することができますよ。

9.大きなお風呂でゆっくりできる昔ながらの「銭湯」

下総中山駅周辺には「柳湯」「銭湯ゆープラザ」「滝の湯」など、大きな湯船でゆっくりできる銭湯がたくさんあります。その中でも、今回ご紹介するのは昔ながらの風情を残した「滝の湯」。コインランドリーが併設された、日々地域の人で賑わう銭湯です。

当湯の自慢は、地下300mより湧き出る天然ラジウム鉱泉。熱さごとに3種類の浴槽があり、45度の鉱泉浴槽は冬の寒い日に入ると身体の芯から温まりますね。

浴槽の1つは日替わりのため、飽きずにお湯や香りを楽しめます。たまには家族で銭湯に出かけ、大きなお風呂で日々の疲れを癒すのも良いのではないでしょうか。

まとめ

下総中山周辺は、江戸川を挟んで東京都と隣接しているため、東京都・千葉県への通勤・通学の生活圏となっています。近隣には市川市内最大のショッピング施設や、休日にファミリーで楽しめるスポットがたくさんあるのも魅力。江戸川や真間川などもあり、自然豊かな環境です。交通等の利便性を確保しつつ、ゆったりとした日々を暮らせる土地かもしれませんね。

その他の記事はこちらをCHECK
https://journal.anabuki-style.com/

編集・発行

＜著作権・免責事項等＞
【本紙について】
・メディアサイト「アルファジャーナル」に掲載された記事を印刷用に加工して作成しております。
・アルファジャーナルにはあなぶきグループ社員および外部ライターによって作成される記事を掲載しています。
【著作権について】
・アルファジャーナルが提供する情報・画像等を、権利者の許可なく複製、転用、販売など二次利用することを固く禁じます。
・アルファジャーナルに登録される著作物に係わる著作権は特別の断りがない限り、穴吹興産株式会社に帰属します。
・「あなぶき興産」及び「α」（ロゴマーク）は、穴吹興産株式会社の登録商標です。
【免責事項】
・アルファジャーナルに公開された情報につきましては、穴吹興産株式会社およびあなぶきグループの公式見解ではないことをご理解ください。
・アルファジャーナルに掲載している内容は、記事公開時点のものです。記事の情報につきまして、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、必ずしも正確性・信頼性等を保証するものではありません。
・アルファジャーナルでご紹介している商品やサービスは、当社が管理していないものも含まれております。他社製品である場合、取り扱いを終了している場合や、商品の仕様が変わっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。
・アルファジャーナルにてご紹介しているリンクにつきましては、リンク先の情報の正確性を保証するものではありません。
・掲載された記事を参照した結果、またサービスの停止、欠陥及びそれらが原因となり発生した損失や損害について、当社は一切責任を負いかねますのでご了承ください。
・メディアサイトは予告なく、運営の終了・本サイトの削除が行われる場合があります。
・アルファジャーナルを通じて提供する情報について、いかなる保証も行うものではなく、またいかなる責任も負わないものとします。