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「売れ残りのように見える新築マンション」は、購入するには実は狙い目!

昨今、多くの新築分譲マンションが建設され、新聞広告やTVCM、ポスト投函チラシなど、ほとんどの方がその広告をご覧になられたことがあるかと思います。車で街を走っていても、「モデルルーム公開中」などの展示場やその看板を多く見かけるのではないでしょうか?

マンションを販売する筆者もお客様からよく「こんなにたくさん建てて、よく売れるね」という言葉をいただきます。
確かに完売しないマンションというのは、基本的には存在しません。しかし、マンションによって販売期間の長短が明確に表れます。

今回は、販売期間が長期化したマンションに着目し、筆者が考える検討すべき理由を中心に紹介してまいります。なお販売期間が長期化しているマンションとは「建物が完成しすぐに入居ができるマンション」を指します。


これからマンション購入を検討されている方へ

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・マンションの購入を検討するときの注意点
・マンションを購入してから入居までの手続きの流れ

「売れ残りの新築マンション」には、2種類ある

ひとくちに「売れ残って」いたとしても、実は「本当に売れ残りの新築マンション」と「売れ残りのように見える新築マンション」の2種類があります。

本当に売れ残りの新築マンション

「本当に売れ残りの新築マンション」は、マイナス要素が多いマンションです。
例えば、価格が高い・日当たりが悪い・駅から遠い…等々。この要素が多ければ多いほど、万人受けしなくなるといえます。

売れ残りのように見える新築マンション

「売れ残りのように見える新築マンション」とは、マイナス要素は少ないが、総戸数が多い・建築費等の高騰により相場より価格が高い…等、物件のポテンシャルは高いのに、販売のスピードは平均並みか平均より少し遅いマンションです。つまり販売期間が長期化しているため、売れ残っているかのように見えるというわけです。


マンションを購入するなら「売れ残りのように見える物件」が実は狙い目!

販売の長期化により、既に建物が完成、入居が始まっている「売れ残りのように見える新築マンション」は、実は狙い目。その理由を解説します。ぜひ今後の物件探しの参考にしてください。
なお物件によっては実際の完成したマンションの部屋を公開せず、販売をしている場合もございますのでご注意ください。

実際に生活をする部屋や共用部を見学できる

自分の住まいとなる部屋の見学ができることは、最大のメリットといっても過言ではありません。採光・通風・眺め・間取りのすべてが確認できます。

また共用部の確認も大切です。お部屋の内装ばかりに気をとられるケースが多いですが、駐車場に車を停め、部屋に行くまでの導線、ゴミを捨てにいく導線、階段やエレベータのアクセス等。実生活をイメージした確認ができます。そのため、入居後のギャップは少ないでしょう。

自分達のタイミングで入居できる(すぐに住むことができる)

マンションの売買契約後、手続き完了次第入居可能です。つまり自分達のタイミングで引越しができるというわけです。

当たり前のことのように思われる方もいらっしゃると思いますが、こちらも重要な要素です。
販売開始直後の新築マンションの場合、売買契約後、入居までに1年〜2年間もの時間を要すことがあります。その間に転勤や受験など、家族や経済の状況変化が生じることは多々あります。そのようなリスクを回避できるのは大きなメリットです。

住宅ローンの金利が確定する

住宅ローンの一般的なルールとして、資金の融資を受ける月の金利を適用し、支払が開始します。つまり今から建設・販売するマンションには、1年半~2年後の金利が適用されるということです。現在のように低金利水準が続いていれば良いですが、将来のことはどうなるか分かりません。住宅ローンを利用する方には、非常に大きいメリットです。

実際に生活をしている人を見ることができる

よくお客様に「どういう方がご購入されてますか?」と聞かれることがあります。もちろん、個人情報のためお伝えすることはできませんが、購入を前向きに考えていらっしゃる方こそ、どういう人が購入し入居しているのかは気になることろだと思います。

営業スタッフには聞けなくても、完成したマンションに見学に行けば、エントランスや廊下で入居者とすれ違います。何度か足を運べば、それだけ多くの入居者の方と会うことがでるでしょう。そこで実際に生活をしている方の顔が見れれば購入者にとって安心感につながるのではないでしょうか。

実際に管理会社(管理員)が仕事しているところがわかる

多くの分譲マンションは管理会社が管理運営をしていて、エントランスにある管理事務室には、管理員が常駐しています。
完成したマンションに見学にいけば、管理員がどのようにエントランスや廊下・エレベータなど、共用部の清掃をしているのか等の状況を確認できます(平日の場合が特に多い)。

「マンションは、管理で買え」とよく言われるように、皆様の大切な資産を安心して預けることができる管理会社か否か、購入しようとしているマンションがどのように管理されているのかを確認することは非常に重要です。


注意点

完成済マンションとなれば、プライスダウンされる物件も少なくありません。ただし、その際の条件として現状有姿での引渡しがあります。つまり、お部屋内の細かい傷などがあったとしても補修ができませんということです。
もちろん売買契約前に交渉する余地はあるはずなので、しっかり確認しましょう。

また、お部屋のリフォーム(間取り変更。例えば4LDKを3LDKにするための工事等)に制限があります。管理組合に許可が必要なケースが大半ですし、そもそも工事できない場合もあります。こちらも契約前に確認し、間取り変更が購入の条件であれば、見積もりの取得等を依頼しましょう。


まとめ

これだけ多くのマンションが供給されれば、購入者予定の皆様は必ず迷われます。今回のコンテンツでは、売れ残りのように見えるマンションだからといって、検討物件の選択肢から外すのではなく、実は狙い目である物件も中にはあるということを知っていただきたいと思い作成しました。また実物のマンションを見学することは、よりイメージが沸き、購入の際の参考には必ずなると思います。ぜひご参考にしてください。

これからマンション購入を検討されている方へ

初めてのマンション購入。
たくさん手続きがあって不安になることがあると思います。
マンションという大きな買い物だからこそ、ミスなく・不安なく・効率よく、そしてお得に、購入手続きを進めたいですよね。

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