ひとくちに「沖縄への移住」といっても、希望するライフスタイルによってぴったりな場所は変わってきます。今回私が紹介する浦添市は「自然も近くにあり都市部にも近い便利な所で過ごしたい」方にお勧めの場所。
県都・那覇市に隣接する浦添市は、都市部に近く生活環境も整った便利な街というだけでなく、エメラルドグリーンに輝く西海岸の海に面する自然豊かな街でもあります。
「沖縄に移住するなら海が見えるところに住みたい」
「でも、生活環境は整っていて欲しい」
「それにプラスして、家賃はなるべく低い方が嬉しい」
そんな希望を全て満たす浦添市の魅力について紹介します。
沖縄本島・離島・県外へのアクセスの良さ
本島を南北に貫く幹線道路が通っているから、北部と南部のどちらにも行きやすい
沖縄本島を南北に貫く幹線道路・国道58号線が縦断しているので、沖縄本島の北部と南部、どちらにもアクセスしやすい立地です。またインターチェンジに繋がる国道330号線が平行するように通っているので、高速道路を利用したいときも便利です。
離島への玄関口「とまりん」にもアクセスしやすい
「とまりん」は那覇市泊港にある、複合旅客ターミナルビル。渡嘉敷・座間味・粟国・渡名喜・久米島・南北大東の離島を結ぶ船舶が毎日発着しています。
市内からは車で約15分程度(浦添市役所からの時間)。気軽に離島に遊びに行けます。
沖縄西海岸道路の開通で、県外への玄関口「那覇空港」までアクセスしやすくなった
市内からから那覇空港までは、車で約25分(浦添市役所からの時間)。2018年に開通した沖縄西海岸道路によって、以前よりもアクセスしやすくなりました(時間によっては多少渋滞する時間もあります)。
暮らしやすい街
那覇市に比べて家賃相場が低い
那覇市と浦添市の賃貸家賃相場を比較すると、浦添市の方が2,000円〜20,000円程度家賃相場が低くなっています(2020年12月時点/筆者調べ)。
那覇市のすぐ隣という利便性の良さにもかかわらず、住宅費用が抑えられるのは魅力的ですね。
浦添市西海岸開発計画でさらに活気のある街へ
浦添市西海岸開発計画とは、米軍基地「キャンプキンザー」返還後のまちづくりについての計画のことです。
2024年またはそれ以降に返還予定のキャンプキンザーと、西海岸海域との一体的な利用計画・開発は、まだ構想段階で具体的な内容は決まっていませんが、浦添市の約14%の土地面積を有する場所の土地計画ということもあり期待が高まっています。
万一のときも安心。医療環境が整っている
浦添市には浦添総合病院や同仁病院、平安病院といった県内でも有名な総合病院が集まっています。
大きな病院だけではなく、かかりつけ医として頼れるような病院・クリニックも多く、医療環境は充実していると言えるでしょう。人口10万人あたりの病院数は、診療所も含めると全国平均よりも多くなっています。
小学校入学前の子どもの通院費は窓口無料化
浦添市では小学校入学前までの子供の通院費は自己負担もなく、窓口での支払いも必要ありません。
入院費に関しては、小学校入学までは自己負担も窓口での支払いもなく、小学校入学後中学校卒業までは自己負担なし、自動償還(窓口で支払いをし、後日振込)となります(※2020年12月時点)。
毎日が楽しい街並みと、お出かけスポット
アメリカンな雰囲気が残る街並み
浦添市にはその歴史的背景から、アメリカの雰囲気漂うお店や、港川外国住宅といった昔米軍が使っていた住居を利用したおしゃれなお店が数多くあります。
飛行訓練による騒音はあまりない
沖縄県内には複数の米軍基地や航空自衛隊の基地があるので、飛行音の騒音が気なるのではと心配に思う人も多いと思います。
浦添市内にも米軍基地はありますが、基地がある他のエリアと比較するとそれほど騒音はありません。というのも、浦添市内にある米軍基地は軍需物資の貯蔵や補給等の倉庫として使われているので、飛行訓練等を行わないからです。浦添市上空を軍用機が飛行する場合もありますが、毎日ではないため他エリアに比べるとそれほどでもありません。
沖縄の文化に触れられる施設
国立劇場おきなわ
沖縄伝統芸能の保存と振興を目的として2004年1月に設置されたきれいな劇場で、組踊や琉球舞踊などを鑑賞することができます。
外観がとても凝った造りになっているので、建物を見るだけでも楽しめますよ。
浦添市美術館
漆芸専門美術館で、琉球漆器が常設展示されています。漆器作りや陶芸などの体験教室やイベントが定期的に開催されているので、手を動かしながら沖縄の歴史や文化に触れることができます。
家族みんなで楽しめるお出かけスポット3選
サンエー浦添西海岸パルコシティ
2019年6月に開業したばかりの大型商業施設には、沖縄初出店のお店や地元企業のお店など約240店舗が入っています。 西海岸を臨む飲食ゾーンもあり、沖縄ならではの風景を楽しめる場所でもあります。
浦添大公園
歴史学習ゾーン・ふれあい広場ゾーン・憩いの広場ゾーンの3つに分かれた、とても敷地が大きな公園です。
ふれあい広場ゾーンと憩いの広場ゾーンには大型の遊具があり、週末ともなると子ども連れの家族で賑わいます。遊具ごとに対象年齢が表記されているので、安全に遊ぶことができますね。
歴史学習ゾーンでは散歩をしている人が多いです。 またこのゾーンはは高台にあるので、見晴らしがとても良かったです。
また公園内には、国の重要史跡の「浦添城跡」および県の特別重要文化財の「浦添ようどれ」、県指定史跡の「浦添貝塚」「伊祖の高御墓」があります。
ANA SPORTS PARK浦添
市民体育館や陸上競技場、球場、相撲場、温水プール等が設置された市立の公園です。浦添市民が利用する場合は、少し料金が安くなります。
公園内にある球場は、東京ヤクルトスワローズのキャンプ地としても有名です。
【英語教育特区】小学1年生から英語の授業を導入している
浦添市は英語教育特区に指定されているので、市立小学校の全てで小学校1年生から英語の授業があります。
音声を重視した英語の授業を週1~2時間導入し、英語並びに異文化への興味関心を高めていくことができます。
まとめ
浦添市は那覇市に隣接していることもあって生活利便性が高い一方、西海岸などの自然にも身近に触れ合える場所です。沖縄の雰囲気も感じつつ、毎日の暮らしの便利さも確保したい人にはオススメの街です。
沖縄の文化とアメリカの雰囲気を併せ持つ浦添市でゆったり過ごしてみてはいかがでしょうか。
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