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くらしのヒント

料理や隠し味に大活躍!美味しく食べるジャムのアレンジ活用法

ジャムといえば、パンやヨーグルトのお供として定番の食品ですが、「途中で味に飽きてしまった」「大瓶を買って消費しきれていない」など、意外と冷蔵庫内に長期間残りがちの食品でもあります。せっかくなら、余すことなく最後まで食べきりたいものですよね。

そこで今回は、残りがちなジャムを美味しくアレンジする方法をご紹介します!フルーティーな甘さは、スイーツ作りにはもちろんのこと、おかず作りにも活用できます。

余ったジャムを使ってぜひアレンジメニューに挑戦してみましょう。


メイン料理にアレンジ活用

ジャムは糖度が高いので、砂糖やみりんの代わりの調味料として料理に活用しましょう。肉や魚などのメイン料理の味付けに使えば、深みのある本格的な味が簡単に作れます♪

ジャムを使ったメイン料理を3つご紹介します。

鶏手羽元の煮込み×オレンジマーマレード

鶏手羽元を煮込む際、マーマレードのジャムを使用するとお肉が柔らかく仕上がりますよ。また、みりんを使ったような照りもしっかりと出ます。

材料(2~3人分)

  • 手羽元 10本
  • ★マーマレードのジャム 大さじ4
  • ★しょう油 大さじ2
  • ★水 大さじ3

作り方

  1. ★を混ぜ合わせておく。
  2. フライパンにサラダ油を入れ、中火で熱し、手羽元を転がしながら全体的に焼く。
  3. 手羽元に焼き色が付いたら★をフライパンに入れ、ふたをして弱火で10分ほど蒸し焼きにする。
    (※途中で一度、ふたを開けて手羽元を混ぜ、煮汁をからめましょう。)
  4. フライパンのふたを外す。火を少し強めて汁気がなくなるまで、フライパンをゆすりながら煮詰める。
  5. 汁気がなくなり、全体的に照りが出たら完成。

さばの煮つけ×オレンジマーマレード

少し抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、柑橘系のジャムは魚特有の生臭さを消してくれます。ジャムで作る甘辛煮汁は青魚と相性抜群ですよ♪

材料(2人分)

  • さばの切り身 2切
  • 塩 少々
  • 片栗粉 適量
  • 油 大さじ1.5
  • ★水 70cc
  • ★マーマレードのジャム 大さじ2
  • ★しょう油 大さじ2

作り方

  1. ★を混ぜ合わせておく。
  2. さばに塩を少々振り、10分程度おいたら水気をふき取る。
  3. さばに片栗粉をつける。
  4. フライパンに油を熱し、さばを両面焼く。
  5. さばに焼き色が付いたら、フライパンにふたをして約3分、蒸し焼きにする。
  6. ふたを開け★を入れて、煮汁を煮詰める。
  7. 煮汁に照りととろみが出て、さばに煮汁がしっかりからんだら完成。

豚肉のスペアリブ×お好みのフルーツジャム

バーベキューでも人気の豚スペアリブ。漬け置きして焼くだけなので簡単です。豚スペアリブをつけて置くタレにジャムを入れるだけで、手が込んだような深い味になりますよ。
ジャムの種類はアンズ、イチジク、マーマレード、リンゴ、イチゴ、ブルーベリーなどお好みのフルーツジャムでOK!家にあるジャムで作ってみましょう。

材料(2~3人分)

  • 豚スペアリブ 10本
  • ★お好みのジャム(アンズ、いちじく、マーマレードなど) 大さじ3
  • ★しょう油 大さじ2
  • ★おろしにんにく 1片分
  • ★おろししょうが 1片分
  • ★塩コショウ 少々

作り方

  1. ★を混ぜ合わせる。
  2. ポリ袋の中に豚スペアリブと(1)のタレを入れ、よくもみ込んで、冷蔵庫で1時間以上置く。
  3. 220℃のオーブンで20~25分焼く。焦げそうな時は、アルミホイルをかぶせて調節する。
  4. 焼き色がついたら完成。

料理のソースやドレッシングにアレンジ活用

ジャムの甘味、酸味、フルーティーさは、ソースやドレッシングへのアレンジに向いています!

ベリー系のジャムを使うと、芳醇な香りが感じられるコク深いソースになり、柑橘系のジャムを使うと、まろやかな甘みに柑橘系のほろ苦さが加わった甘酸っぱいソースに仕上がりますよ。

ジャムを使ったソース・ドレッシングのレシピを3つ紹介しましょう!

ローストビーフに合う「芳醇なブルーベリーソース」

ブルーベリージャムで作るソースは、まるでレストランで出てくるような、おしゃれで本格的な味。ローストビーフに添えれば、特別感を演出できること間違いなしです。ローストポーク、鴨ロース、ステーキなどの肉料理とも合いますよ。

材料

  • 赤ワイン 200cc
  • ブルーベリージャム 大さじ3
  • しょう油 小さじ1/2

作り方

  1. 鍋に赤ワインを入れ、中火にかける。沸騰後、弱火にして10~15分煮る。
  2. 赤ワインが煮詰まり、半量程度になったら、ジャムとしょう油を加えて混ぜ合わせる。
  3. 味見しながらジャムと醤油の量を調整したら完成。

どんなサラダにも合う「万能ドレッシング」

瓶底に残った少量のジャムを使い切るには、ドレッシングにアレンジするのがおすすめ!

作り方は、とても簡単で、酢+塩+オリーブオイルを足してシャカシャカと混ぜ合わせるだけ。野菜サラダにはもちろん、魚介類やハムなどにもよく合う、美味しいドレッシングが完成しますよ。いろいろな味のジャムで試して、お好みの味を探すのも楽しいですね。

材料

  • お好みのジャム(フルーツ系) 大さじ1
  • 酢 大さじ2
  • 塩 小さじ1
  • オリーブオイル 大さじ2

お好みで、コショウ、醤油、にんにくを少々追加してもOKです!ブルーベリージャムを使う時は、酢の代わりにバルサミコ酢を使うと、一層本格的な仕上がりになります。

ミートボールに合う「甘酸っぱいクランベリーソース」

ミートボールとクランベリーソースの組み合わせは、北欧の家庭では定番の食べ方なんです♪爽やかな酸味のクランベリーソースは、お肉の旨味を引き立てます。

材料

  • クランベリージャム(他のベリー系のジャムでも可) 大さじ2
  • 赤ワイン 大さじ2
  • 塩 ひとつまみ

作り方

  1. フライパンに、ソースの材料を入れ、火にかける。
  2. 弱火の中火でソースを煮詰める。ソースにとろみがついたら完成。

隠し味としてアレンジ活用

家庭で作る定番の料理の隠し味として、ジャムを入れてみましょう!ちょい足しするだけで、フルーティーな甘みとまろやかなコクがプラスされて、庶民の味がグッとランクアップされた味に変わりますよ。家族に「今日のおかず、お店のテイクアウト?」なんて言われちゃうかもしれませんね。ぜひお試しあれ♪

カレーに入れる

マンゴーやパパイヤなどの果物を煮詰めて作る「チャツネ」という調味料は、本格カレーに使われる調味料です。つまり、煮詰めたフルーツはカレーと相性がいいということ。自宅では、チャツネの代わりに、より手軽に手に入るフルーツジャムを使ってカレーを美味しく変身させましょう。

作り方

  1. 市販のルーでカレーを作る。
  2. ルーを溶かしたあとにジャム(小さじ1~)を入れる。
    (※ジャムは入れ過ぎないように、少量ずつ味見しながら量を調整すること。)
  3. ひと煮立ちさせたら完成。

カレーにおすすめのジャム

  • イチゴ、リンゴ、モモ
    まろやかなコクとフルーティーな甘みが加わる。辛さをおさえたい時や、子ども用の甘口カレーを作る時におすすめ。
  • マーマレード、ブルーベリー
    酸味が加わり、サッパリとした味に仕上がる。市販ルーの味を大きく変えてくれるので、いつもと違う美味しさを楽しみたい時におすすめ。

酢豚に入れる

冷蔵庫内にあるポン酢とマーマレードジャムを使って手軽に美味しく仕上げましょう。マーマレードジャムのフルーティーな甘酸っぱさがよいアクセントになります。

材料(3~4人分)

  • 豚肉(角切り) 400g
  • しょうゆ 大さじ1/2
  • 料理酒 大さじ1
  • 片栗粉 大さじ4
  • 揚げ油 適量
  • ☆玉ねぎ 1個
  • ☆ピーマン 1個
  • ☆パプリカ 1個
  • 塩コショウ 少々
  • ★ポン酢 大さじ6
  • ★マーマレードジャム 大さじ4
  • ★片栗粉 大さじ1
  • ★水 小さじ4

作り方

  1. 玉ねぎとピーマン、パプリカを乱切り(一口大)にする。
  2. 豚肉をポリ袋に入れて、しょう油と酒をもみ込む。
  3. 豚肉に片栗粉をまぶして、油で揚げる。
  4. フライパンに油を入れて熱し、一口大に切った☆の野菜を炒める。野菜がしんなりしたら塩コショウをして取り出す。
  5. フライパンに★を入れて混ぜながら温める。
  6. フライパンに、揚げた豚肉、炒めた野菜を入れ、温めながらタレを全体的にからめて完成。

スイーツにアレンジ活用

自宅にあるジャムを使ってフルーティーなスイーツを作ってみましょう!思い立った時にすぐ作れるお手軽でおいしいレシピを4つご紹介します。お子さんと一緒に作るのもおすすめですよ。

春巻きの皮で作る「お手軽アップルパイ」

春巻きの皮で具材を巻くだけ!簡単に作れるアップルパイです。リンゴ以外のジャムでも美味しく作れますので、いろいろな味を試してみてくださいね。

材料(10本分)

  • リンゴジャム(リンゴ以外でもOK) お好み量
  • クリームチーズ お好み量
  • 水溶き小麦粉 適量
  • 春巻の皮 10枚
  • グラニュー糖 少々

作り方

  1. 春巻きの皮に、リンゴジャムとクリームチーズを乗せて巻く。
  2. 水溶き小麦粉をのり代わりにして、皮の巻き終わり部分を止める。
  3. 180℃の油で、きつね色になるまで揚げる。
  4. 揚がったら、グラニュー糖をまぶして完成。

ホットケーキミックスで作る「ジャム入りマフィン」

ホットケーキミックスはお菓子作りの強い味方!誰が作っても失敗せずに美味しいジャムマフィンが焼けますよ。見た目が豪華に見えるので、手土産にしても喜ばれそうですね。

材料(6個分)

  • ホットケーキミックス 200g
  • お好みのジャム 大さじ4
  • バター 50g
  • 砂糖 40g
  • 卵 1個
  • 牛乳 70cc

作り方

  1. バターを常温に戻す。(またはレンジで30秒ほど加熱して柔らかくする。)
  2. ボウルにバターと砂糖を入れて、すり混ぜる。続いて卵を加えて混ぜ、さらに牛乳を加えて混ぜる。ホットケーキミックスを加え、ヘラを使って切るようにさっくり混ぜる。
    (※粉を混ぜすぎると膨らみが悪くなるので注意してください。)
  3. ホットケーキミックスの粉っぽさが少し残っている状態で、ジャムを半量(大さじ2)加え、さっと混ぜる。
  4. 生地をマフィンカップの6分目まで入れて、カップを数回落とし空気抜きをする。
  5. 生地の上に、残りのジャム(大さじ2)を分割して各カップに乗せる。
    (※生地の上に乗せたジャムは、そのままでもかまいませんが、竹串を使って円を描くようにジャムを生地に混ぜると焦げにくくなります。)
  6. 180度のオーブンで25分焼く。竹串を刺して、中まで焼けているのを確認したら完成。
    (※焼き時間は加減してください。)

子どもが喜ぶ「彩り鮮やかなフルーツグミ」

子供が大好きなグミも、余ったジャムを使って簡単に手作りできちゃいます。手作りグミは添加物が入っていないので、小さなお子さんにも安心して食べさせられますよ。

材料

  • お好みのジャム 70g
  • 粉ゼラチン 10g
  • 水 大さじ3
  • サラダ油 適量

作り方

  1. 小鍋に水を入れた後、粉ゼラチンをふり入れてしばらく置き、ふやかす。
  2. ゼラチンがふやけたら、ジャムを加えて混ぜる。
  3. 小鍋を加熱し、沸騰する手前で火を止める。
  4. グミを入れる型(もしくは容器)に薄くサラダ油を塗り、ジャムを混ぜたゼラチンを流し入れる。
  5. 冷蔵庫で約30分冷やして、グミが固まったら型からはずして完成。
    (※大きめの容器でグミを作った場合は、お好みのサイズにカットしてください。)

市販のものより日持ちがせず、溶けやすくなっているので、プレゼントには不向き。家で食べるお菓子として楽しみましょう。

朝の一杯に「爽やか自家製スムージー」

ボリュームがあるのにさっぱりして飲みやすいスムージー。生フルーツがなくても、ジャムで簡単に作れます!忙しい日の朝食にも、小腹が空いたときにもぴったりな一杯です。

材料(2杯分)

  • お好みのジャム 大さじ2
  • ヨーグルト 150cc
  • 牛乳(豆乳でも可)50cc
  • 氷 3~5個

お好みの甘さになるように、ジャムの量は調整してください。

作り方

  1. ジャム、ヨーグルト、牛乳、氷をミキサーに入れて、滑らかになるまで回す。
  2. コップに注いで完成。

まとめ

ジャムのアレンジ方法をご紹介しました。使い方がワンパターンになりがちのジャムですが、砂糖の代わりに使えば、スイーツから料理まで幅広く活用できるということがお分かり頂けたのではないでしょうか。ただし、ジャムの種類や糖度によって、仕上がりが異なるので、アレンジの際はジャムを少しずつ足し、味見をしながら調節してくださいね。

アレンジ方法を知っておけば、今後はジャムを持て余すことなく最後まで食べきることができるはず♪ぜひ参考にしてみてくださいね。

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