女性がマンションを購入するのがめずらしくない時代になってきました。
その背景には、女性の社会進出や価値観が多様になってきたことがあり、今の生活の軸に合わせて『さらに充実した暮らしを手に入れたい』と考えてマンション購入を検討しはじめる人が多いようです。
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・マンションの購入を検討するときの注意点
・マンションを購入してから入居までの手続きの流れ
マンションを購入する女性が増えている
マンション自体の供給戸数は全国的に減少してきているものの、女性単身の購入者の割合は増えてきています。
マンション購入者に占める単身女性の割合が右肩上がりで増え、平成27年時点では購入者の10人に1人以上が単身女性という結果に。
女性がマンションを購入するメリット
なぜ女性のマンション購入が増えているのでしょうか?女性がマンションを購入することのメリットについて考えてみたいと思います。
生活の質が1、2ランクアップする
まず賃貸と比べて、広さ、間取り、収納、住宅設備などに置いて質が上がることは間違いないでしょう。
また、今の生活を軸に、通勤時間を短縮させたい、買い物に便利な場所が良い、というふうに特に立地条件については妥協せずに物件を選ぶ女性が多いため、以前の住まいよりも生活の質が総合的にランクアップするようです。
セキュリティ面での安心感
女性が一人で住む家を探すにあたって、セキュリティ面がしっかりしている物件を選ぶことは重要です。オートロックや、来客者の顔が分かるTVモニター付インターホン、管理人が在駐している等、防犯設備の整ったマンションとなると、賃貸にはない分譲マンションのメリットとなりそうです。
高齢者になっても住めるところを確保できたという安心感が得られる
高齢になると賃貸が借りにくくなるというのは実はよく聞く話です。賃料を払うだけの収入が見込めなくなることや、保証人が見つからない等が主な理由。マンションを購入してずっとそこに住み続けると決めた場合でなくても、「持家がある」ということが、ずいぶんと気持ちの余裕になるようです。
購入してからの心境の変化
質の高い住まいで暮らすことで気持ちにゆとりが生まれ、何よりマンションを買うことで自分に自信がつきます。マンションを購入した女性は、気持ちが前向きにキラキラと輝いている人ように見えます。また、ローンを毎月払わなくてはいけないので、必然的に仕事を頑張るようになるようです。マンションを購入してから、給料が上がった、役職が上がった、という女性も多いです。
購入のタイミングは?
女性でマンションを購入している方をみてみると、年代ではやはり30代~40代が多いものの、20代後半で購入を決める方もいるようです。
一方、年収で見ると、それぞれの年収層で一定の購入者がいるようです。よく、年収が低いから…とあきらめがちですが、300万円以下の方も1割以上います。これは頭金の額の違いにもよるでしょうし、一概にこれくらいの年収があれば買えるということでもないことが分かります。
女性のマンション購入はやはり、年齢や年収で決まるものではなく、購入に何かしらのメリットを感じて、人それぞれのタイミングで購入している人が非常に多いということです。
購入者体験談-マンションの使い方実例-
実際にマンションを購入した女性はどのような使い方をしているのでしょうか?購入者の声をいくつかご紹介します。
休日には気のおけない友人たちとホームパーティー
Sさん(30代)は、以前住んでいた賃貸マンションよりも部屋が広くなったことで、週末にはよく友人たちを招いて自慢の料理の腕をふるうホームパーティーを開催しているそう。
利便性の良さを一番に物件検討していたので、24時間営業のスーパーが近くにあり、食材の調達にはまったく困りません。駅近でもあるので、友人たちも安心してお酒を飲める、と楽しんでくれているようです。
友人にはいつも「こんなに広いリビングと最新のシステムキッチンがあっていいなぁ!」と羨ましがられるそう。どちらかといえば、少数の人との付き合いで過ごしてきたSさんですが、自宅に気軽に友人を招くことができるようになったのがきっかけで、交友の幅も広がりつつあるそうです。
納戸を憧れのクローゼットルームに
Fさん(20代)は大の洋服好き。
以前住んでいた賃貸では、クローゼットの中に洋服が収まりきらず、ハンガーラックを2個も買い足して、収納の外に置いていたそう。クローゼットの中身も雑然としていて、何がどこにあるかわからないという状態に。もっと広い収納がある物件を賃貸で探し始めたものの、今の家賃とは比べものにならない物件ばかり…。
ふと目に留まった分譲マンションは、若干郊外であったものの大きなウォークインクローゼットのあるお部屋。営業担当者に資金計画を算出してもらったら、意外にも今の家賃とさほど変わらない金額で支払っていけることが判明。
それなら…と思い切ってマンションを購入してみましたが大正解!これまで物があふれて雑然としていたのが、すべてウォークインクローゼットに収まり、クローゼットの壁面に鏡を設置することで、まるで憧れのクローゼットルームのような仕上がりになりました。毎日の洋服コーディネートもより一層楽しめるようになったそうです。
購入する上で知っておくべきこと
新しい生活を想像すると夢が膨らみますが、女性がマンションを購入する上で事前に知っておくべきことをいくつかご紹介しておきます。
住宅ローンについて
住宅ローンで購入を考えている人は、ローンが通りにくいのではないかと不安に思ってらっしゃる方もいるのではないでしょうか。昔はそういった風潮もあったようですが、現在は住宅ローンの通りやすさについて、男女差はほとんどないと言われています。むしろ、女性の方が着実に貯金を貯めていたり、過去の返済歴などもきちんとしていたりする方が多く、そういった面を金融機関も審査の要件として重視しますので、同じ単身でも男性よりも女性の方が通りやすい場合もあるようです。
女性専用住宅ローン
また、最近では女性専用の住宅ローン商品 を提供している銀行も少なくありません。女性限定商品であれば勤続年収や前年度収入などの条件も一般の住宅ローンより融資条件が緩和されている商品が多いです。
詳しい商品内容は、各金融機関によって異なりますので、代表的な特典例を挙げておきます。
- 金利などの優遇
- 一番多いのは金利の優遇です。店頭金利より、所定の金利を優遇してくれるという特典があります。その他にも、繰り上げ返済の手数料を無料にしたり、出産・育児休暇中にローン支払い額を抑える事ができたりという特典もあります。特に将来的に出産や子育てに伴い会社を辞める可能性がある方にはこの金額的な特典は嬉しい要素です。
- 保険関係
- 保険についても手厚くしてくれる金融機関も多いです。例えば、出産、育児の時には支払いの補助をしてくれる保険に無料で加入が出来たり、「3大疾病付特約」に本来の加入条件よりも優遇して加入出来たりという特典があります。女性ならではの病気を網羅し、いずれ迎える可能性のある出産・育児のための手厚い待遇は有り難いものです。
「住宅ローン控除」の適用条件に気をつけよう
購入するときに「住宅ローン控除」を適用される方が多いと思いますが、ここで気を付けなければならないのが、住宅ローン控除は、「本人が住んでいる住居」であることが適用条件であること。将来的に結婚などでライフスタイルが変わったときに、購入した物件には住まなくなる可能性があります。そうなるとこの控除は受ける事が出来なくなってしまうので、それを見越した資金計画を想定しておくことが大事です。
将来的に資産価値のある物件を選ぶ
特に独身の方がマンションを購入するときに、職場が近いことや都市部へのアクセスの良さを重視する傾向が見られます。このような物件の場合、いわゆるファミリー層には需要が少なく、マンションを管理運用として賃貸に出す、ある程度年数が経ったら売却するときの足かせになる可能性があります。今の自分の生活を軸に物件選びをすることはもちろん重要ですが、ライフスタイルが変化したときのために、「将来的な資産性」を重視した選び方というのも重要になってきます。
購入への第一歩としてまずはモデルルームへ行ってみよう
初めての見学で少し不安という人は、ほとんどのマンションギャラリーでは予約時に女性スタッフを指名することもできますし、お一人での見学ももちろんOKですが、最近では、友人と気軽に見学に行くという人がとても多いようです。
不動産会社の方も、そういった不安をかかえる女性の声を元に、居心地のよい空間づくりを心掛けているところが増えてきました。実際に訪れてみると、カフェのような落ち着ける空間を作っていたり、女性に優しいサービス(トイレルームの様々なアメニティーやひざ掛け、加湿器等)が完備されていたり、お子様連れの方にはキッズスペースを準備しているマンションギャラリーも多く、女性の購入経験者はリラックスして話を聞けたという人が多いようです。まずはひとつ知識をつけて帰ってくるくらいのつもりで気軽に足を運んでみることをおすすめします。
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