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くらしのヒント

秋を心地よく過ごす簡単アロマレシピ6選|楽しみ方や注意点も解説

夏の暑さが落ち着き 、澄んだ空気に秋の訪れを感じる季節に、秋らしい香りを組み合わせると、住まい全体が心地よい雰囲気に包まれます。お部屋で過ごす時間が増える季節に、香りで暮らしを演出してみませんか?

この記事では、秋にぴったりの6つのアロマレシピ、スプレーやディフューザーなどの活用法や、安全に楽しむための注意点を紹介します。複数の精油をブレンドすることで、より豊かな香りを楽しめます。アロマを使った経験のない方にもわかりやすく解説しますので、ぜひ参考にご覧ください。

妊娠中や授乳中の方、または持病のある方は、専門家に相談してから取り入れるようにしましょう。


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【初心者さん向け】アロマブレンドの基本ステップ

精油を混ぜ合わせて香りをつくる際の、基本的な手順を解説します。精油を直接ディフューザーなどに入れて使う方法もありますが、事前にブレンドして香りのバランスを確認しておくと、失敗を避けられます。

<用意するもの>

  • レシピで使う精油
  • 陶器やガラス製の小皿(豆皿など)
    ※プラスチック容器は、精油が変質する可能性があるため避けましょう。

<手順>

  1. 精油を1滴ずつ小皿に垂らします。
  2. 小皿を水平にやさしく回して、精油を混ぜ合わせます。
  3. ディフューザーやアロマストーン、スプレーなどに移して香りを楽しみます。

【シーン別】秋の住まいを彩るアロマレシピ

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アロマブレンドとは、複数の精油(エッセンシャルオイル)をブレンドしたものです。涼しさが増して室内で過ごす時間が長くなるこの季節だからこそ、香りが暮らしを豊かに彩ってくれます。ここでは、リビング・寝室・玄関など、それぞれの空間に合った秋にぴったりのアロマブレンドを紹介します。

【リビング】穏やかな雰囲気をつくるオータム・ハーモニー・ブレンド

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秋は日が短くなり、家で過ごす時間が増える季節です。外の空気が少し冷たく感じられる分、リビングには温かみと安心感が欲しくなりますよね。この時期のリビングには、以下のブレンドがおすすめです。

<レシピ>

  •  オレンジ 3滴
  •  シダーウッド 2滴

<活用例>
ディフューザーなど

オレンジの明るく爽やかな香りは、気持ちを軽やかにしてくれます。そこにシダーウッドの落ち着いた木の香りが重なると、空間に安定感が生まれ、家族が集まる場にふさわしい穏やかな雰囲気をつくれます。フレッシュさと温もりを兼ね備えたこのブレンドをディフューザーなどで広げれば、秋のリビングをより心地よい空間にしてくれますよ。

【寝室】安心感を添えるハーベスト・ブレンド

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秋は昼夜の寒暖差が大きく、体も心も知らず知らずのうちに疲れをため込みやすい季節です。日が短くなることで気分が落ち着かず、眠りのリズムが乱れやすくなるときもありますよね。そんな秋の夜にふさわしいのが、ラベンダーとスイートマジョラムの香りです。

<レシピ>

  • ラベンダー 3滴
  • スイートマジョラム 2滴

<活用例>
アロマストーンなど

ラベンダーの清らかさが気持ちをやさしく解きほぐし、マジョラムの爽やかなハーブの香りが安心感を添えてくれます。秋の夜長に、枕元のアロマストーンで香りを漂わせれば、明日へのエネルギーを取り戻す大切な時間になります。

【玄関】ほっとした空間をつくるオータム・グロウ・ブレンド

秋が深まるにつれて外の空気はひんやりと涼しくなり、なんとなく寂しさを感じる時期です。そんな秋の玄関にぴったりなのが、以下のブレンドです。

<レシピ>

  • ベルガモット 2滴
  • フランキンセンス 2滴
  • オレンジ 1滴

<活用例>
アロマスプレーなど

ベルガモットの軽やかさは気分を明るくし、フランキンセンスの落ち着いた深みが心に穏やかさをもたらします。そこにオレンジの親しみやすさが加わることで、華やかで安心感のある空間をつくれます。家に入った瞬間に心がほっと温まるような香りで、家族やゲストを迎えてみてはいかがでしょうか。


初心者でも簡単!秋のアロマの楽しみ方

さっそくブレンドした香りを、暮らしに取り入れていきましょう。ここでは、初心者の方もブレンドしたアロマを活用しやすい、アロマスプレー、ディフューザー、アロマバスを楽しむ手順を紹介します。

手軽に始める「アロマスプレー」

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アロマスプレーは、好きな香りをシュッとひと吹きするだけで、気分や空間をさっと切り替えられる手軽なアイテムです。お部屋の空気をリフレッシュしたいときや、ゲストが訪れる前にふんわり香らせたいときにぴったりです。

<用意するもの(50ml分)>

  • 遮光性スプレー容器(50ml)
  • 無水エタノール 10ml
  • 精製水 40ml
  • お好みの精油 5〜10滴

<手順>

  1. スプレー容器に無水エタノールを入れて精油を加え、よく混ぜます。
  2. 精製水を注ぎ、容器を振って混ぜ合わせたら完成です。

香りを広げる「アロマディフューザー」

ディフューザーは、部屋全体に香りを行き渡らせる便利なアイテムです。タンクに水を入れ、精油を数滴加えるだけで空間全体に香りが広がります。加湿機能のあるタイプなら、香りを楽しみながら加湿もできるため、一石二鳥です。

<用意する物>

  • アロマディフューザー
  • お好みの精油 数滴
  • 水(ディフューザー指定の量)

<手順>

  1. ディフューザーのタンクに水を入れます。
  2. 製品指定の場所にお好みの精油を数滴垂らします。
  3. スイッチを入れて運転を開始します。

顔も心もほぐれる「アロマスチーム」

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おうちで手軽に香りを楽しむなら、アロマスチームがおすすめです。お湯をはった洗面器やボウルの中に精油を加えると、湯気と一緒に香りが立ち上ります。自宅でぜいたくなリラックスタイムを過ごせますよ。

<用意する物>

  • 洗面器や耐熱ボウル
  • お好みの精油 1〜2滴
  • タオル

<手順>

  1. 洗面器に熱めのお湯(40度前後) を入れます。
  2. お好みの精油を1〜2滴垂らします。
  3. 顔を洗面器に近づけ、タオルを頭からかぶせて蒸気を吸い込みましょう。

<使用時のポイント>
精油の原液が直接肌に触れないように注意をしてください。また、シナモンやペパーミントなどの香りが強い精油や柑橘系の精油は皮膚トラブルが起きる場合があるため、スチームには向きません。


アロマでいたわる秋のセルフケア!ブレンドレシピ紹介

季節の変わり目である秋は、夏の疲れや朝晩の冷え込みで心も体も揺るぎやすい時期です。そんなときに役立つのが、気軽に取り入れられるアロマのセルフケアです。ここでは、秋におすすめの精油を組み合わせたブレンドレシピを紹介します。自宅で簡単に試せるものばかりですので、ぜひ活用してみてください。

使用時の注意
ここで紹介する方法は香りを楽しむためのものであり、医療行為ではありません。使用を続けて不調が続く場合は医師に相談しましょう。また、肌に使用する際は必ずパッチテストを行ってください。

手足の先から温もりを感じたいときに

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<レシピ>

  • ジンジャー 1滴
  • オレンジ 2滴

洗面器やバケツなどにお湯を張ったフットバスにこのブレンドを加えて足を浸すと、秋の夜に心地よい温かさを感じられます。ジンジャーはスパイシーな香りで、古代インドでは食材や薬草として重宝されてきました。爽やかで甘さのある香りを添えるオレンジの香りは、リラックスした時間をもたらします。

物思いにふけるときの気分転換に

<レシピ>

  • ローズマリー 1滴
  • レモン 2滴

ローズマリーは「若返りのハーブ」として中世ヨーロッパで愛された香りです。シャープでクリアな香りが特徴で、空気をすっきりさせます。そこにフレッシュなレモンを加えると、爽快感が広がります。アロマスプレーにして空間に吹きかければ、頭を切り替えて気分をリセットするきっかけになりますよ。

人恋しさを感じるときに

<レシピ>

  • イランイラン 1滴
  • サンダルウッド 2滴

イランイランは南国の花から抽出される濃厚な甘美な香りで、温もりのある雰囲気をつくり出します。サンダルウッドはインドで古くから瞑想や寺院で使われ、心を穏やかにする香りとして親しまれてきました。

この2つの香りを組み合わせると、安心感に包まれた空間が広がります。アロマバスに取り入れれば全身を優しく包み込み、アロマスプレーにすれば寝室をふんわりと満たしてくれます。ゆったりとした時間を過ごしたい秋の夜長にぴったりです。

仕事や勉強に集中できないときに

<レシピ>

  • ペパーミント 1滴
  • ローズマリー 2滴

ペパーミントは古代ギリシャの時代から爽快感のある香りとして重宝されてきました。ローズマリーと組み合わせると、清々しさがより際立ちます。デスクにアロマストーンを置き、ブレンドを垂らしておくと、気分をリセットしながら集中するきっかけになります。 ディフューザーを使って香りを広げてもよいですね。


アロマを安全に楽しむための注意点

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精油は自然の恵みが凝縮された高濃度のエッセンスです。そのため、使い方を誤ると心身に影響を与えたり、思わぬトラブルにつながったりする可能性もあります。
ここでは、安心して快適にアロマを取り入れるために覚えておきたい基本的な注意点を詳しく解説します。

小さな子どもやペットには特に配慮する

子どもやペットは大人に比べて体が小さく、精油の成分の影響を受けやすいため、使用には注意しましょう。
小さい子どもは肌がデリケートなため、直接精油に触れると皮膚トラブルを招く場合があります。特に3歳未満の乳児・幼児には芳香浴以外の方法は避け、精油の量も少なめにし使用時間も短めにとどめるのが安心です。3歳以上であっても、精油の使用量は体調の変化をよく観察しながら使うことが望ましいでしょう。

ペットがいる場合も注意が必要です。特に猫は中毒症状を引き起こす危険性があり、犬も種類や大きさ、健康状態などによって身体に影響を及ぼすおそれがあります。また、小鳥やハムスターなどの小動物は呼吸器が敏感で、香りそのものがストレスや不調につながる場合もあります。注意が必要なペットがいる空間では、使用を控えましょう。

誤って口にしたり、肌や目に直接触れたりすると事故につながる危険を防ぐため、精油やアロマスプレーは必ず子どもやペットの手の届かない安全な場所に保管しましょう。大人にとっては癒しになるアロマも、子どもやペットにとっては負担やリスクになることがあります。必ず注意を払い、安心できる方法を選んで楽しむことが大切です。

強い香りを避ける

精油は高濃度に濃縮されているため、一度に大量に使うと強い刺激になるおそれがあります。特に窓を閉め切っている環境では、香りがこもりやすいため注意が必要です。

また、香りの感じ方は人によって大きく異なります。同じ精油でも「リラックスできる」と感じる人がいる一方で、「強すぎて不快」と感じる人もいます。同じ空間に複数の人がいる場合は、自分だけでなく周囲の反応も確認しながら使いましょう。

まず1〜2滴から試し、徐々に量を調整していくのが安心です。香りは、少し物足りなさを感じる程度を目安に、ほんのり漂うくらいに調節して使うのがよいでしょう。

火を使わない安全なアイテムを選ぶ

安全性を重視する場合は、火を使わないディフューザーやアロマストーンを選ぶのがおすすめです。アロマキャンドルは炎のゆらぎと香りを同時に楽しめるアイテムですが、火災のリスクが生じます。就寝前にリラックスしながら使っているうちにうっかり眠ってしまうと、思わぬ事故につながりかねません。気密性が高い集合住宅では、火の使用によって煙がこもりやすいといったデメリットもあります。

超音波式のディフューザーは、水に精油を数滴垂らすだけで香りを部屋全体に行き渡らせることができます。最近はLEDライトが内蔵され、柔らかな光を演出できるモデルも増えており、雰囲気を損なうことなく安心して使えます。

100%天然成分の精油を選ぶ

市販されているアロマオイルの中には、人工香料やアルコールで希釈されたものもあります。これらは、成分が単一なため香りの奥行きや変化に乏しさを感じる場合があります。

一方で、100%天然の精油は植物から抽出された複数の成分が重なり合っているので、香りに深みとニュアンスが生まれます。合成香料にはない天然精油ならではの豊かな香りの変化を楽しめる点が、大きな魅力です。天然の精油かどうかを確認するときは、ラベルに「精油名」「学名(ラテン名)」「抽出部位」「抽出方法」「原産国」などが記載されているかをチェックしましょう。

香りによる心身の不調は人工・天然にかかわらず起こり得るため、自分の体調や好みに合うかどうかを意識しながら選ぶことも大切です。


秋のアロマレシピに関してよくある質問

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秋のアロマレシピに関してよくある質問を3つピックアップし、回答をまとめました。

Q.キンモクセイの精油の代用となる香りはある?

キンモクセイの精油は入手が難しく、高価です。代わりにネロリやジャスミン、オレンジなどを組み合わせると、キンモクセイに似た甘く華やかな香りを楽しめます。精油をブレンドして「キンモクセイらしさ」を演出するのも、アロマを楽しむ一つの方法です。

Q.ブレンドした精油の保存方法と使用期限は?

ブレンドした精油は遮光瓶に入れ、直射日光や高温多湿を避けて保存してください。使用期限は、ブレンドした精油の中で最も短いものを基準にすると安心ですが、目安としては1か月以内に使い切るのがおすすめです。

アロマスプレーも同じように遮光ボトルで保存し、2週間を目安に使い切ると香りの鮮度を保てます。どちらも時間が経つにつれて香りが少しずつ変化していくので、できるだけ早めに楽しむとフレッシュな香りを味わえます。

Q.ディフューザーが無くても香りを楽しむ方法は?

ディフューザーがなくても、アロマストーンや陶器の小皿に垂らすだけで香りを楽しめます。マグカップに熱いお湯を注いで精油を数滴落とすだけでも、湯気とともに香りが広がります。旅行先やオフィスなど、ディフューザーを持ち込めない場所でも便利です。

まとめ


秋はアロマのブレンドレシピで暮らしを彩ろう

秋はアロマのブレンドレシピを楽しむのにぴったりの季節です。オレンジやシダーウッド、ラベンダーやジンジャーをブレンドすると、住まいが秋らしい雰囲気に包まれます。アロマスプレーやディフューザー、バスソルトなど手軽に取り入れられる方法も豊富です。香りは日々をそっと支えてくれる存在です。自分らしいアロマライフを楽しんでみてください。

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