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入居前に差がつくマンション収納計画6ステップ!アイテムの選び方と注意点

新しい マンションに入居するとき、意外と見落としがちなのが「収納計画」です。引っ越してから慌てて収納を考えると、物が収まりきらなかったり、動線が悪くなって暮らしにくくなったりします。入居前にしっかり準備しておけば、収納量をアップさせられるだけでなく、余計な荷造りや引っ越しの手間・コストも削減できます。今回は、入居前に押さえておきたい収納計画のステップやアイテムの選び方、注意点などを、分かりやすく解説します。


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マンション入居前に収納計画を立てるべき理由

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マンションに入居する前に収納計画を立てておくべき理由は、次のようなメリットを得られる点にあります。

  • 限られた空間でも効率的に収納できる
  • 置きたい場所に収納が収まらないなどの失敗を防げる
  • 引っ越し後、スムーズに荷物を整理できる
  • 不用品の整理によって引っ越し費用を削減できる

あらかじめ収納計画を立てておくと、やみくもに物を詰め込むよりも効率的に収納できるため、トータルの収納量を増やせます。梁や柱などマンションの構造上の制約や、棚の取り付け・穴あけ禁止などの管理規約も事前に把握できるため、「棚を置けなかった」「思ったより奥行きが足りなかった」といった後悔も避けられます。

荷造りの最適化により、結果として引っ越し前後の手間や整理にかかる労力、さらには引っ越し費用まで削減できるでしょう。事前に計画すれば、入居後すぐに快適な生活をスタートできる点も大きな魅力です。


【マンション収納】入居前にすべき6ステップ

アルファマンションモデルルーム(マルチクローゼット)

アルファマンションのモデルルーム(マルチクローゼット)※既分譲

ここでは、入居前にしておきたい収納計画を効率的に進める6つのステップを順番に紹介します。

入居前にすべき収納計画 6ステップ
  1. 間取りの用途を決める
  2. 各部屋に収納する物をリストアップする
  3. 物を減らし不要物を処分する
  4. 採寸、梁や配管をチェックする
  5. 収納アイテムを選定する
  6. 効率的に荷造りをする

引っ越し当日や新生活がぐっと楽になるので、ぜひ手順通りに進めてみてください。

1.間取りの用途を決める

収納計画の第一歩は、新居の部屋の用途を明確に決めることです。「寝室」「子ども部屋」「ワークスペース」など、部屋の使い方を決めて、生活の動線を具体的にシミュレーションしておくと最適な場所に必要な収納量や収納方法が見えてきます。

例えば、子ども部屋なら学用品やおもちゃ、ワークスペースなら書類や文房具を収納する必要がありますよね。部屋の用途があいまいなまま入居すると、必要な場所に収納が足りず、リビングや廊下に物があふれる原因になります。

用途を決めるときは、将来の暮らしの変化も想定しておきましょう。子どもの成長に合わせて遊び部屋から学習スペースへ、在宅勤務が増えたら趣味の部屋をワークルームへ切り替えるなど、ライフステージに合わせて柔軟に使えるように計画すると、より最適な収納アイテムを選べます。

2.各部屋に収納する物をリストアップする

次に、各部屋に収納する物をリスト化しましょう。家族構成や生活スタイルに応じて「どんな物を」「どこで」使うのかを具体的に洗い出すことが大切です。特に「毎日使う物」「季節ごとに使う物」を分けて考えると、優先順位がつけやすくなります。

例えばリビングなら本やおもちゃ、寝室なら布団や衣類、洗面所ならタオルや日用品など、実際の生活シーンを想像しながらリストアップしてみましょう。家族で一緒にリストアップすると、一人では気づきにくい必要品も見つかります。このリストをもとに収納の配置や容量を決めれば、置きたい場所に収納が収まらないといった失敗を防げます。書き出したものを紙やスマホに残しておき、収納アイテムを選びに役立てましょう。

3.物を減らし不要物を処分する

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収納を考えるうえで欠かせないのが、断捨離です。入居前は、要る物と要らない物を分ける絶好のタイミングなので、この機会に不要物の処分を進めるのがおすすめです。新居へ不要な物を持ち込まず、本当に必要な物だけに絞って荷造りをすれば、無駄のない収納計画が立てられます。

捨てるだけでなく、フリマアプリやリサイクルショップを活用すると、思いがけない収入が得られる場合もあります。ゴミとして手放すのが惜しい物はリユースし、環境にも配慮しましょう。引っ越しの荷物が減れば搬入費用も抑えられるため、金銭的なメリットも大きいですよ。

4.採寸、梁や配管をチェックする

収納アイテムを設置する前は、収納場所のサイズの確認が不可欠です。梁や配管が通っている下り天井は見落としやすく、実際に収納アイテムや家具が収まらない失敗もあります。また、クローゼットを開けときに折れ戸が重なった部分とクローゼット内の引き出し式ケースが干渉して全開できないケースもあるため、開閉スペースが確保できるか、デッドスペースが生まれないか、確認が必要です。 丁寧な採寸により、暮らしをイメージした無理のない収納計画が立てられるでしょう。

壁の穴あけ禁止などの制限がマンションの管理規約で定められている場合もあるため、内容を事前に確認しておくと安心です。

建物完成前の新築分譲マンションでは、入居前の内覧会で採寸を
収納場所のサイズを測る際は、必ず実際に入居するお部屋で採寸を行いましょう。図面で確認したり、モデルルームなど実際のお部屋以外で測ったりすると、サイズが異なる場合があります。建物完成前の新築分譲マンションの場合は、入居前の内覧会で採寸するとよいでしょう。

5.収納アイテムを選定する

効率的に収納するために、入居前に収納アイテムを選んでおきましょう。マンションの収納アイテムとして代表的なのは、棚や引出しなどを組み合わせたシステム収納や可動棚です。

モデルルームに展示されたクローゼット内システム収納

アルファマンションのモデルルームに展示されたクローゼット内システム収納

建物が工事中の新築分譲マンションでは、オプション工事でシステム収納を追加できる場合があります。通常「棚板+ハンガーパイプ」であるクローゼット内を、以下の写真のように自分用にカスタマイズできる点は魅力ですね。

上記画像では、棚板と高さが異なるハンガーパイプが組み合わせられています。洋服の丈に合わせて無駄なく掛けられるほか、棚に帽子や小物を置けるため、一日のコーディネートをさっとイメージしやすくなります。

収納計画を立てる際は、部屋ごとに「見せる収納」と「隠す収納」を組み合わせる工夫も大切です。リビングではオープン棚で雑貨を飾り、寝室では扉付き収納で生活感を抑えるなど、空間に合ったアイテムを選ぶと快適な暮らしにつながります。

6.効率的に荷造りをする

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引っ越しの荷造りは、入居後の収納を意識して行うのがポイントです。段ボールは部屋ごとや使用頻度ごとに分けて詰め、外側に「寝室・衣類」「リビング・日用品」などとラベルを貼りましょう。中身を確認する手間が省け、引っ越し後の整理がスムーズに進みます。

加えて、同じ場所にしまう物を一つの段ボールにまとめておくなど、荷造りの段階から収納を意識しておくと、引っ越し後の荷ほどきが格段にスムーズになりますよ。


マンション収納アイテムを選ぶときのポイント

限られたマンションのクローゼットに効率よく物を収めるには、収納アイテムの選択がカギとなります。ここでは、クローゼット内で使うケースやボックスといった収納アイテムの選び方のポイントを3つ紹介します。

仕切りや段数を調整できるものを選ぶ

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収納を長く快適に使うためには、仕切る位置や棚板の高さを調整できるタイプを選ぶのがおすすめです。可動棚は収納する物に合わせ棚の位置を変えられるため、子どもの成長に伴って衣類のサイズが変わったり、ライフスタイルの変化で収納物が入れ替わったりしても対応できます。

さらに、布製ケースやたためるボックスなど柔軟性のあるアイテムを組み合わせれば、使わないときは折りたたんでおけるため、スペースを無駄なく使えます。フレキシブルに調整できる分、買い替えの手間も省けるので、トータルで見ると経済的にお得になるだけでなく環境にも優しいアイテムです。

最適な奥行きのアイテムを選ぶ

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設置場所に合った奥行きを選ぶことも重要です。奥行きが深すぎるケースを選ぶとデッドスペースが生まれたり、逆に奥にしまった物が取り出しにくくなったりします。奥行きが浅めの引き出しタイプは圧迫感が少なく、前に出しても通路を妨げにくいので、クローゼット収納にはおすすめです。

ただし、マンションのクローゼットは折れ戸が多く、開いた状態の扉と引き出しが干渉してしまう可能性があります。クローゼットの折れ戸を開けた状態でも引き出しが開閉できるかどうか、設置位置やサイズなどを確認してから選びましょう。取り出しやすさを優先すると、日常的に使う衣類や小物もストレスなく出し入れできるので、暮らしが快適になります。

使いやすく生活感を抑えられるものを選ぶ

クローゼットをすっきり見せるためには、生活感を抑えられる収納アイテムを選ぶのが大切です。例えば、中身が透けないケースを使うと雑多な印象を防げるので、扉を開けたときにも清潔感を保てます。仕切り付きインナーケースを取り入れれば下着や小物を種類ごとに整理でき、探しやすく出し入れもスムーズになります。

引き出し式ケースを積み重ねると限られた空間を効率的に活用できるため、狭いクローゼットでも収納力がアップします。加えて、色や高さをそろえたケースを選ぶと見た目にも統一感が生まれるでしょう。


入居前にマンション収納計画をするときの注意点

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入居前に収納計画を立てても、つい陥りがちな失敗があります。ここでは、生活の質を下げてしまうおそれのあるNG行動を3つ挙げ、これらを避けるためのポイントを解説します。

空き部屋に物を置かない

空き部屋があると「とりあえず荷物を置く場所」になりやすく、気づけば段ボールや不用品でいっぱいになりがちです。 結果として必要なときに部屋をすぐ使えないため、リビングや廊下まで物があふれる原因になります。

後片付けにも時間がかかりやすいので、生活スペースをさらに圧迫します。入居時から「子ども部屋」「ワークスペース」など、部屋の用途をしっかり決めておき、むやみに荷物を置かないルールを作ると快適な暮らしにつながるでしょう。

少しずつ物がたまってきてしまったら、定期的に見直しや整理をする日を決めておきましょう。月に一度など、ルーティン化すれば、物があふれる状態を防げます。

詰め込みすぎない

収納には、余裕をもたせることが大切です。入るだけ物を押し込んでしまうと、奥の物が取り出せないために、結局使わなくなるケースも少なくありません。特に衣類や布団など、出し入れの頻度が高くかさばるものは、ゆとりがないと出し入れに苦労し、収納のたびにストレスを感じてしまいます。

スペースにゆとりがあれば、新しく増えた物にも対応でき、整理がしやすくなります。「今は余裕がある」と感じるくらいの収納計画が、長く快適に使い続けるためのコツといえるでしょう。

家具・家電に必要な隙間を確保する

収納計画を立てる際には、家具や家電の周りに必要な隙間を必ず確保しましょう。ウォークインクローゼットや納戸内で小型除湿機を使用する際は排熱スペースの確保が必要です。スペースが不足すると故障につながったり、クローゼット内の温度が上昇したりする原因にもなります。

扉や引き出しの周辺にもスペースが必要です。開閉に必要なスペースが不十分な場合、使い勝手が悪くなり、ストレスを感じやすくなります。設置前に、開け閉めできるか、動線を妨げないか、確認しておくと小さなストレスがなくなります。


入居前のマンション収納計画に関するFAQ

マンションの収納計画を立てる際は「いつ着手すべき?」「収納が足りないときは?」など、疑問が出てきますよね。ここでは代表的な質問に答え、実践しやすいヒントを紹介します。

Q. 収納計画はいつから始めればいい?

入居が決まったら、できるだけ早めに収納計画を始めるのがおすすめです。間取りが確定したタイミングで、家具や収納の配置をイメージできる段階から進められると理想的でしょう。

新居に持ち込む荷物を仕分けたり処分したりする作業は特に時間を要するため、引っ越しの2〜3か月前から準備すると余裕を持って進められます。家具や収納アイテムを購入する場合は、納期や採寸の時間も見込んで予定を立てておくと慌てることがなく、安心ですよ。

Q. どうしても収納が足りない場合の最終手段は?

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アルファマンションのモデルルーム※既分譲

どうしても収納が足りないときは、置き型の家具を追加する方法があります。キャビネットやチェストなどを足すと、収納量を増やせます。そのほか、壁面に設置できるフックなどの収納アイテムなどを駆使して、デッドスペースを活用するのも有効です。

一方で、突っ張り棒は天井や壁に負担がかかるため、マンションではおすすめできません。住まいに合った方法を検討しましょう。

Q. マンションの収納に布団をしまうにはどうすればいい?

かさばる布団は、布団収納ケースや圧縮袋を使えば、クローゼット内にも収めやすくなります。収納場所としては、ベッドやソファの下などのデッドスペースを活用するのも有効です。ただし、湿気やカビを防ぐための対策は欠かせません。

すのこや除湿シートを併用すると通気性が確保でき、布団を清潔に保てます。季節ごとに出し入れする際には、収納前にしっかり乾燥させましょう。

まとめ


入居前の収納計画をで心地よい暮らしを

マンションに入居する前に収納計画を立てておくと、収納量が増えるだけでなく、引越し後の片付けもぐっとラクになります。本記事で紹介した6つのステップと注意点を押さえておけば、快適に新生活をスタートできるはずです。新しい暮らしがより楽しく、心地よいものになるよう、入居前の
準備をしっかり整えておきましょう。

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