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毎日の料理をラクに!忙しい中でも10年継続できた時短料理アイデア3選

毎日の料理作りをラクにする時短のアイデアは多く存在しますが、なかなか長続きしないという方は多いのではないでしょうか。

この記事では、ワーキングマザーの筆者でも「10年」続けられた3つのアイデアをご紹介します!

料理本のレシピを片端から真似したり、料理研究家の献立の立て方講座に参加したりと、試行錯誤した末に導き出した、厳選されたアイデアです!どうぞご覧ください。


アイデア① 朝食時に1日分の野菜の下準備をする

朝食の準備をする際、いっしょに1日分の料理に使う野菜の下準備をしてしまいましょう!キッチンに立つ時間を短縮でき、昼食と夕食の準備がラクになります。

1-1.野菜を切る・茹でる

朝食の準備をするときに、1日分の野菜の下準備をします。

どんな料理にも使いやすい汎用的な下準備の例を表にしてみたので、参考にしてみてください!

野菜の種類

下準備の例

用途の例

玉ねぎ

スライスにし、さらしておく。

サラダ、冷奴など

ねぎ

小口切りにして、タッパーウェアなどのプラスチック製保存容器にいれておく。

お味噌汁、薬味など

にんじん

ピーラーで千切りにする。

お味噌汁、炒め物など

ほうれん草、小松菜など

ゆでておく。

おひたし、ナムルなど

レタス、水菜など

洗ってサラダスピナー(水切り)で水を切っておく。

サラダなど

1-2.真空保温調理器に野菜をセットする

お味噌汁、スープ

スープやお味噌汁の具として使えそうな野菜は、お水と一緒に真空保温調理器にセットします。

中火で5分ほど沸騰させた後、お鍋を真空調理器へ。昼食または夕食時には、お味噌汁ならお味噌、スープなら鶏ガラスープの素やコンソメなどを加えて再沸騰するだけで、あっという間に汁物の完成です。

肉じゃが、カレー、シチューなどの煮込み料理も、真空保温調理器を使えば簡単に短時間で作ることができます。じゃがいもなどの根菜類がとても柔らかくなるだけではなく、長時間ガスや電気を使わずに済むので、光熱費の節約にもなります。

1-3.すぐに使わない野菜はプラスチック容器とジッパー付きポリ袋で保存

プラスチック容器

瓶のふたのようなスクリュータイプのふた付きの丸型保存容器は、お弁当箱の代わりにもなり、汎用性も高いです。また、大きさを統一することで重ねてすっきり保管することができます。

ジッパー付きポリ袋

野菜を多めに切ったときは、ジッパー付きの袋に入れて冷凍します。できるだけ平たく薄く冷凍しておくと固まりにくく、取り出す際に小分けに使えて便利です。


アイデア② ポリ袋を活用して洗い物を減らす

ポリ袋を活用するメリットは、「手を汚さず、最低限の調理器具で材料の下ごしらえができること」です。洗い物を減らすことで料理の時短ができます。

ポリ袋には種類がありますので、目的に合わせて使い分けるのがポイントです。

2-1.ポリ袋の種類とその使い分け方法

筆者は、大きく分けて以下3種類のポリ袋を使い分けています。

スタンダードなポリ袋

切った野菜を保管するときや、食材を調味料に漬けておきたいときなどは、単価の安いごく普通のポリ袋を使用します。

しょうが焼きを作りたい時は、朝のうちに、豚肉、しょうゆ、みりん、お酒、しょうがを入れて下味をつけておきます。ボウルを使わず、ポリ袋に豚肉と調味料を入れるので、洗い物が発生しません。昼食または夕食時には、フライパンで焼くだけでできあがります。

熱に弱く、破れやすいところが注意点です。

食品用高密度ポリエチレン製の袋

ハンバーグやギョーザの下準備など、しっかりとこねたいときに使うのが、「食品用高密度ボリエチレン製」のポリ袋です。湯せん調理が可能なものを使用して、鶏むね肉で鶏ハムなどを作っています。

チャックやジッパー付きの袋

冷蔵庫や冷凍庫で保存したいときには「チャックやジッパー付き」のポリ袋を使います。小口切りにしたネギなどは、ジッパー付きの袋に入れて冷凍庫に保存しています。バラバラに冷凍したねぎを、使う分だけ取り出すのに便利です。

食品に使うポリ袋は使用用途を必ず確認しよう
100円ショップやホームセンターなどで多く販売されているポリ袋。サイズや枚数、金額だけで選びがちですが、食品に使う場合は注意が必要です。
まず、ポリ袋を食品に使う場合は食品衛生法に適合した商品を選びましょう。さらに、調理にも使う場合は対応温度や対応できる調理方法の確認も必要です。対応されていないポリ袋を使用すると、湯せんなどの高温調理では袋が溶ける可能性もありますし、冷凍すると破けてしまいます。調理に使うポリ袋は価格が高めになりますが、事故防止のためにも必ず用途にあった商品を選び、適切に使用しましょう。
災害時にも役立つポリ袋調理

湯せん調理可能なポリ袋を使えば、ご飯を炊くこともできるのはご存知でしょうか?

ポリ袋に入れた米と水を沸騰したお鍋に入れるだけで、白米ができあがります。災害時に炊飯器が使えない状況になったときだけではなく、ちょっとご飯が足りないときにも使えます。


アイデア③ 魚焼きグリルでお肉や野菜を調理する                      

魚焼きグリルは、グリルプレートと組み合わせて使えば、お肉や野菜も調理することができるんです!

フライパン調理と違い、焼いている間にほかの作業ができて油も飛び散りません。料理によっては、鍋敷きの上にグリルプレートをのせてそのまま食卓に出すこともできるので、盛り付けの手間を減らすこともできます。

おすすめのレシピをご紹介します!

※調理時間はお使いの調理器具により異なりますので、調整しながらお試しください。

 

グリルプレートのお手入れ方法
グリルプレートを使った後に気になるのは焦げた部分。まず、油分や汁気が残っている場合は、キッチンペーパーや古布などで拭き取ります。プレートに重曹と熱湯を入れ、冷めるまで放置します。焦げた部分をスポンジなどで簡単に取ることができます。

3-1.揚げないポテト(調理時間の目安:約15分)

材料(1〜2人前)

  • じゃがいも・・・中2個
  • お好みの油・・・大さじ1程度
  • 塩こしょう・・・適宜

作り方

  1. あらかじめ蒸し器や電子レンジでじゃがいもを蒸すか下ゆでしておきます。
  2. 食べやすい大きさにカットしたじゃがいもをポリ袋に入れ、オリーブオイルやごま油など、お好みの油を入れてなじませます。
  3. グリルプレートに入れて、5分ほど焼いたところでトングを使いひっくり返します。さらに5分焼けばカリカリの揚げないポテトができあがります。
  4. 最後に塩こしょうをお好みの量で仕上げます。

3-2.世代を問わず人気の照り焼きチキン(調理時間の目安:約20分)

材料(1〜2人前)

  • 鶏もも肉・・・1枚
  • 調味料・・・しょうゆ(大さじ1)、酒(大さじ1/2)、みりん(大さじ1/2)程度

作り方

  1. あらかじめ、ポリ袋に鶏もも肉と調味料を入れて漬け込んでおきます。一晩くらい漬け込めるとよいですが、時間がない場合は10分程度でも大丈夫です。
  2. 漬け込んだ鶏もも肉をグリルプレートで8〜9分焼きます。

前に紹介した「揚げないポテト」の下ゆでを前日までに、照り焼きチキンの下ごしらえを前日の夜までに終わらせておくと、朝グリルプレートで焼くだけでお弁当のおかずが完成します。フライパン調理と違い、焼いている間にほかの作業ができるので時短になります。

3-3.簡単おつまみ① カリカリグリンピース(調理時間の目安:約10分)

材料(1〜2人前)

  • グリンピース・・・50g程度
  • オリーブオイル・・・大さじ1程度
  • 塩・・・適宜

作り方

  1. オリーブオイルをひいたグリルプレートにグリーンピースをのせます。
  2. 塩をかけ、カリカリになるまで焼きます。

3-4.簡単おつまみ② しらすのアヒージョ風(調理時間の目安:約10分)

材料(1〜2人前)

  • しらす・・・30g程度
  • にんにく・・・1個
  • オリーブオイル・・・大さじ2程度

作り方

  1. にんにくをみじん切りにします。
  2. しらす、オリーブオイルとみじん切りにしたにんにくをグリルプレートに入れて焼きます。

まとめ

忙しい中でも10年継続できた簡単な時短家事アイデアを3つご紹介しました。

「毎日の料理が大変!」と感じる理由は人それぞれです。私は「料理に時間がかかること」と「献立を考える」ことが大変だと感じていました。

朝にとりあえず野菜を切っておき、お肉やお魚は、焼くだけ、蒸すだけ、など献立をシンプルにすることで少しラクになりました。ハンバーグやギョーザなどひと手間かかる料理は、時間に余裕がある週末しか作らないと決めています。

今回の記事でご紹介した、長続きした時短家事・料理のコツがお役に立てたら幸いです。

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