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5人家族の私が、一戸建てとマンションで悩んだ結果に選んだ答えとは!?

「そろそろマイホームの購入を検討しよう」と考えた時、あなたなら一戸建てとマンションのどちらを選びますか?
一戸建ての展示場やマンションのモデルルームを見学したり、比較サイトでメリットとデメリットを調べてみたりするのではないかと思います。しかし実際のところ、それだけで判断できる人は意外と少ないものです。

では、どのように判断すればよいのでしょうか?

実は私自身も不動産の営業マンに転職する前に、そのことで悩んだことがありました。その体験談を踏まえて、今回の記事では「判断のポイント」と「後悔しないマイホームの選び方」を紹介したいと思います。
「夢のマイホームは、一戸建てとマンションのどちらが良いのか」と悩まれている方が、「このマイホームにしてよかったね!」と幸せな新生活を送ってもらえることができれば嬉しく思います。


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5人家族の私がマイホームを検討し始めることになったキッカケ

皆様は何がキッカケとなりマイホームの購入を検討し始めるようになりましたか?
何事にも必ずキッカケが存在します。そしてそのキッカケが「一戸建てなのか、マンションなのか」を決めるのに非常に重要な判断材料になります。ですから、迷ったらまず思い返してみてください。

5人家族の私が「マイホームを検討しようと思ったキッカケとなったできごと」についてご紹介したいと思います。

私は大学を卒業してからの4年間、特殊機器の保守・故障対応を行う技術系の仕事をしていました。当時はやりたい仕事が見つけられず、大学の教授からすすめられた会社に就職したのです。
特殊機器だったこともあり、休みでも夜中でもお構いなしに、修理の依頼が携帯電話に入ってきます。「仕事だから仕方ない」と割り切ってはいましたが、実際には電話が鳴るたびにビクビクしながら生活を送っていたので、休日でも休んだ気がまったくしなかったものです。

妻にとっても大変な日々だったと思います。
3人の子供の育児と家事をこなして「やっと夫の休日だ!」と思っていたのに、家族サービスもせずに急に仕事に出てしまうのですから。
はじめのうちは妻も不満を口に出していたのですが、回数を重ねるうちに何も言わなくなりました。鈍い私でもさすがに気づきます。妻は疲れた上に、あきれ果てていたのです。その時初めて「自分だけでなく家族まで犠牲にしてしまっている」ということに気がつきました。

そんなある日、妻から「すぐ近くでモデルルームができたから見に行かない?」と誘われました。「今の自分にはマイホームなんて無理だよぉ~」と言いつつも「気晴らしになるか」と思い直し、出かけました。
今までアパートにしか住んだことがなかったので、初めてのモデルルーム見学では夢が広がりました。元気がなかった妻の目も輝いていました。子供もすごく楽しそうにはしゃいでいました。
「仕事で家族に迷惑をかけてしまっている」と悩んでいた時期でしたので「育児で大変な妻に少しでも楽をさせてやりたい」と強く感じたのを今でも覚えています。

これが私のマイホームを検討しようと思ったキッカケでした。

一戸建てとマンションのどちらが良いのかを判断するためのポイント その①

「マイホームを検討しようと思ったキッカケとなったできごと」を振り返る


マイホーム選びは「こんな生活を送りたい!」という気持ちがもっとも大切

マイホームを検討している人は、誰もが「マイホームではこんな生活が送りたい!」と考えていると思います。この「こんな生活」の内容を具体的にすることで「一戸建てが良いのか、それともマンションが良いのか」を判断できるようになります

その手がかりは「マイホームを検討し始めることになったキッカケ」に隠されています。
「何のためにマイホームを手に入れたいのか」という問いに即答できない人は、ぜひいま一度「マイホームを検討し始めることになったキッカケ」を振り返ってみてください。

私の場合は「妻に楽な生活をしてもらいたい」というのがキッカケであり、「こんな生活が送りたい」の具体的な生活の中身でした。大変な状況で家事と育児をしてくれていた妻には感謝の気持ちしかありません。

一戸建てとマンションのどちらが良いのかを判断するためのポイント その②

「何のためにマイホームを手に入れたいのか」「マイホームでどんな生活を送りたいのか」という「マイホームの夢」を明確にする


「マイホームの夢」を叶えてくれるのは一戸建て?それともマンション?

マイホームの夢は人それぞれです。その夢を叶えてくれるのは、一戸建ての場合もありマンションの場合もあります。したがって選ぶ時には「自分たちのマイホームの夢を叶えてくれるのは、一戸建てなのかマンションなのか」という視点が大切なのです。

私がマイホーム検討を始めたころ、モデルハウスやモデルルームを見学しては「これならきっとどちらの生活でも炊事や洗濯、子育てを快適にできるだろうなぁ」と考えていました。
今までアパート暮らしだった私たちにとって、一戸建てもマンションも贅沢すぎるほどのマイホームでしたので、「一戸建てとマンション、どちらもいいなぁ」と思っていたのです。

ここで私の「マイホームの夢」である「妻に楽な生活をしてもらいたい」について、詳しく考えてみました。

妻は車に乗らず、徒歩での移動がほとんどだったので、「毎日の買い物の負担を軽減させてあげたい」と考えていました。
また住んでいるのが夫婦ともに地元でなかったので、困ったときに相談できる身近な友人がいませんでした。そのため生活を送る上で不安なこともたくさんあり、知り合いが欲しいと考えていましたので、近くに家族連れの集まる公園が近くにあるのも希望でした。さらに住まいの維持や管理、地域の集まりごとなどの負担も、極力かけたくありません。
まとめると、

  • 業施設が徒歩圏内に揃っている立地
  • 家族連れの利用する公園が近くにある
  • マイホームのメンテンナンスと地域活動等の負担が少ない

といったところでしょうか。「マイホームの夢」である「妻に楽な生活をしてもらいたい」をさらに具体的にした、この3つの希望を満たしてくれるのはマンションだったので、私たち家族は最終的にマンションをマイホームとして選びました。

一戸建てとマンションのどちらが良いのかを判断するためのポイント その③

一戸建てとマンション、それぞれのメリットのどちらが「マイホームの夢」を叶えてくれるのかを考える


一戸建てとマンションのデメリットを主体に考えてしまうと、どちらが良いかが判断できない

一戸建てにもマンションにもそれぞれ必ずデメリットがあります。
しかし悪いところばかりに目を向けてしまうと、楽しいはずのマイホームの話は、途端に楽しくない話に変わってしまいます。その結果、いつまでたっても答えが出せない状況となってしまいます。
そうならないために、「マイホームの夢」を叶えてくれるメリットを主体に考えて話を進めましょう

私も最初は「広い庭があれば楽しそう」「部屋数は多い方がいいのでは?」「好きなように設計できるのは魅力的だなぁ」と考えていました。
しかし先に述べたように、それらは私たち家族にとって一番の夢ではありません。
「一番のマイホームの夢」を叶えた後であれば、「その他のマイホームの夢」もできるだけ多く叶えた方が良いでしょう。しかし、すべての希望を叶えようとしてはいけません。なぜなら、メリットばかりのマイホームは存在しないからです。「一番のマイホームの夢」が叶っていれば、十分に満足できる新生活が送れます。

ただし「予算」だけは例外です。たとえ一番の夢であっても、予算オーバーしないと叶えられない夢はキッパリと諦めることが大切です。
端的に言ってしまえば「借り入れができない」「返済ができない」という場合は諦めることが肝心です。「頑張ればなんとかなるかも」という場合も、基本的には諦めましょう。皆様にとって「マイホーム購入」だけが夢ではないはずです。金銭面で無理をしてマイホームを購入すると、今までの幸せな家庭や環境が崩れてしまうかもしれないからです。

私のマイホームの夢である

  • 商業施設が徒歩圏内に揃っている立地
  • 家族連れの利用する公園が近くにある
  • マイホームのメンテンナンスと地域活動等の負担が少ない

という3つの条件も、お金のことさえ考えなければ、一戸建てでも条件はクリアしていました。しかし予算が大幅にオーバーしていたのです。
そこで私たち家族はこれから先の生活のことも考えて、予算内でおさまるマンションを選択しました。

一戸建てとマンションのどちらが良いのかを判断するためのポイント その④

もっとも大切な「マイホームの夢」が叶えられるのであれば十分に幸せ。ただし予算は例外


まとめ

一戸建てとマンションの比較サイトは数多く存在しますが、メリットとデメリットだけの単純な比較だけでは、どちらが良いかを判断することはできません。
なぜなら、マイホームに求める夢は人それぞれだからです。
一戸建てが良い方もいれば、マンションの方が良い方もいます。予算を考えたうえで「マイホームの一番の夢」を叶えてくれる方を選ぶべきなのです。

  1. あなたの「マイホームを検討しようと思ったキッカケとなったできごと」は何ですか?
  2. あなたは「何のためにマイホームを手に入れたい」と思っているのですか?
  3. あなたの「希望を叶えてくれるマイホーム」はどちらなのですか?

この3つの問いかけに対して明確な答えが見つかった私は、10年以上経った今でも「あの時の判断に間違いはなかった!」と自信を持っていえます。同時に幸せな生活も送ることができています。

今回の記事が皆様のマイホーム選びのお役に立てば幸いです。

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