20代でマンション購入した筆者がすすめる<20代でのマンション購入>のすすめ

「賃貸で家賃を払い続けるのはもったいない」と考える人を中心に、20代という若い世代がマンションを購入するケースが増えています。
実は筆者もその1人です。空前の住宅ローン低金利水準や住宅ローン控除の拡充など、購入への追い風はあるものの、やはり大きな買い物のひとつであるマンション購入。この記事が、20代の皆さまが納得し、購入の決断ができるきっかけになればと思っております。

新築マンション検討時に知っておきたい5つの注意点と対策

1. 20代でマンションを購入するメリットは?

数十年前には、あまり一般的ではなかった20代でのマンション購入。しかし単身者でも住宅ローンの通りやすくなったことや晩婚化から、近年では男女を問わずマンション購入が増加しております。
その主なメリットを紹介いたします。

1-1 長期の住宅ローンを組むことができる

単身者や小家族向けの1LDK~2LDKといった間取りでも、それなりの価格。とはいえ、購入後の返済期間を長く設定できることが、20代でのマンション購入のメリットです。

住宅ローンは大きな金額となるため、30年や35年といった長い期間をかけて返済するのが一般的です。最長期間は35年間で、完済時年齢は80歳とされております。20代という早期に購入をすれば、最長期間でのローンを組むことができ、月々の支払いも無理のない範囲で行うことができます。払い続けても何も残らない賃貸とそれほど変わらない支払いで、マンションという資産を手に入れることもできます。

また、住宅ローンを早めに完済してしまえば、その後の老後資金も貯めることも可能。以後のライフプランに余裕をもたせることができるのも魅力です。さらに現在は、長期の固定金利は数年前に比べて低水準ですので、長期でローンを組んだとしても利息の総支払額は軽減されます。

1-2 生活の基盤ができ、充実の設備で快適な生活が送ることができる

賃貸とは違って長期間そこに住むため、マンションが拠点となります。
つまり毎日の通勤や出張、買い物やこどもの教育など、生活のすべてがマンションから始まるのです。こんな風にマイホームを中心とした生活基盤ができると、快適な毎日を送れるようになりますよ。

また一般的に賃貸と比べて、分譲マンションは設備仕様のグレードが良くなります。特にキッチンやお風呂、洗面などの水回りが広く快適になります。水回りの利便性の格上げは、家事や日常動作の効率化につながります。

それに素敵な設備仕様なら、親族や友人たちを自宅に招きやすくなり、プライベートの充実にもつながるかもしれませんね。

1-3 健康なうちに購入することができる

住宅ローンを利用する際には、原則として団体信用生命保険への加入が必要です。

身体が健康でないと保険に加入できない可能性があります。一般的に、年齢を重ねるごとに病気になる可能性も高くなりますから、健康なうちに住宅ローンを利用することは重要なのです。


2. 若さゆえのデメリットは?

2-1 人生の不確定要素が多い

こちらの心配をされている方が、いちばん多いのではないでしょうか。
結婚・出産・転職・転勤など、20代ではその後のライフプランが変化しやすい要素が多くあります。マンションを購入することは、こうした不確定要素には対応しづらいということも事実。そのため「マンションは購入したいが、ライフイベントが落ち着いてから」と、まずは資金を貯めておくという方も多くいらっしゃいます。

【デメリットを解決するポイント】

・資産性の高い物件を選ぶ

将来、転売がしやすいように、駅近の新築物件を検討するのも良いでしょう。
また同じ立地と広さならば、共用施設が充実している・バルコニーが広い・角部屋など、他の物件より魅力の多い物件を選びましょう。

・一生住み続けることを考えない

結婚して家族が増えた際に、現在のマンションを売却し、販売資金を元手に新しい物件に住み替えをすることも可能です。一生住み続けることは考えず、将来的な住み替えも視野に入れた購入を検討しましょう。

・資金的に余裕があれば、広い部屋を購入する

家族が増えることを想定して少し広めの部屋を購入すれば、将来においても対応がしやすくなります。

2-2 物件の選択肢が少ない場合がある

収入の少ない20代がマンション購入するデメリットのひとつが、年収が低いことから借入できる住宅ローンの額が少なくなることです。また低金利ではありますが、住宅ローンの返済期間が長くなるということは、その分利息を多く支払うということでもあります。

【デメリットを解決するポイント】

・両親からの資金援助の 有/無

資金援助がある場合は、住宅取得等の資金贈与の非課税特例を有効活用しましょう。
物件の選択肢が広がりますよ。

○非課税特例の有効活用の解説はこちら

住宅取得等資金贈与の非課税制度の活用方法

・1つの銀行に絞らず、複数の金融機関に相談しよう

住宅ローンを利用できる金融機関はたくさんあります。金融機関によって審査方法が違うため、金利や借入希望額にも差が生じます。つまり、より多くの金額の融資を受けられる可能性があるということです。選択肢が広がりますね。

・計画的な住宅ローンの返済

まとまったお金が入った時には積極的に繰上返済をし、返済期間を短くしましょう。
多くの金融機関では、インターネットからの繰上返済が可能です。上手く活用して早期完済ができれば、住み替えなどの選択肢もうまれます。


3. マンションの検討開始はまずはここからスタート

3-1 マンションギャラリーに行ってみよう

マンションギャラリーでは、皆さまの購入・検討を応援すべく、スタッフがさまざまな質問や心配事に親身になってお答えいたします。
とはいえ、敷居が高く、入店しにくいと思っていませんか?
そんなことはありません。どんなことでも構いませんので、たくさん質問して、うまく活用してください。住宅検討・購入のお手伝いをいたします。

特にこんなお悩みをお持ちの方は、ぜひご相談に訪れてはいかがでしょうか。

  • 購入は2~3年後だけど、話を聞いてみたい。モデルルームを見てみたい。
  • 検討を開始するために税金のこと、資金のことを相談がしたい。
  • 分は住宅 ローンの借入がいくらまで可能か知りたい。      ・・・等々

今後の参考になること間違いなしです。将来のためにも足を運んでみてはいかがでしょうか。

3-2 マンションギャラリーには3回以上は足を運ぼう

マンションギャラリーでは、モデルルームを見学していただいたり、スタッフから物件・資金・税金・スケジュールなどの説明をいたします。

いちどの見学ですべて理解し、決断をすることはなかなか難しいため、3回以上の見学をお勧めいたします。
1回目の見学が終わったら、パンフレットや物件のウェブサイトを見て再度検討します。
2回目の見学で、再検討した際に出てきた追加の疑問を相談します。間取りのことや資金のことなど、細かい部分まで漏れのないよう質問しましょう。
3回目は最終確認です。じっくり見学をしましょう。

いずれかのタイミングで両親にも一緒に見てもらうのも良いかもしれません。
また、質問の数や検討速度は、お客様によってさまざまです。疑問や質問がたくさんあれば、3回と言わず、何回来ていただいても構いません。ご納得のいくまで見学いただくことが重要だと思っております。ぜひお気軽にお立ち寄りください。

3-3 身近な購入者に話を聞いてみよう

皆様のまわりに職場の関係の方・友人でマンションを購入された方はいませんか?
良かったこと、イメージと違っていたこと、賃貸と比べてどういう点が良くなったなどの「購入者の生の声」を聞くことで、より具体的なイメージを描くことができます。スタッフ以外から話を聞くことは、客観的な意見として大切です。

新築マンション検討時に知っておきたい5つの注意点と対策

4. まとめ

筆者も20代でマンションを購入したひとりです。マンション販売という職業柄もあり、若くして購入しました。
決断した大きい理由は「こどものため」と「転勤のため」です。
賃貸とは違い、広く快適な住空間で子育てをしたい。拠点をつくり、幼稚園・小中学校区の確定を早く決定したいと思いました。習い事の場所も拠点から考えることができたので、選択肢が増え、長く続けられるというメリットもありました。

また転勤が多い職業のため、単身赴任を余儀なくされます。そのためマンションに残る家族には、オートロックや防犯カメラなどが搭載されている、セキュリティの高いところで暮らして欲しいと思ったことも、決断に至った大きな理由です。私のような理由から、購入を決断した方も多いと思います。

その他、私がお客様からよくうかがうのは

「家賃と同じ支払で、よりグレードの高いところに住める」
「転売・賃貸に出しやすい」
「眺めが良い」

など、賃貸物件に住んでいては得ることのできないメリットが多いことから、若くしてマンション購入を決断されるようです。少しでも興味がある方は、まずは行動に起こしてみましょう。

アルファジャーナルには、ほかにも参考となる記事がたくさんあります。ぜひご覧ください。

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