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くらしのヒント

もっと快適に毎日を管理!自分にぴったりな手帳の選び方

日々の予定を確認するために欠かせない手帳。毎年決まった手帳を繰り返し使い続けている方も多いでしょう。しかし、仕事や生活の変化に応じて手帳を見直すことで、スケジュール管理がよりスムーズになることもあります。本記事では、自分にぴったりの手帳の選び方や、最近人気が高まっているスケジュールアプリとの併用術などについてご紹介します。


手帳の選び方

手帳を選ぶ基準は、個人のライフスタイルによって異なります。普段から手帳をどのように使用しているかを振り返りながら、選んでいきましょう。

どんな用途で使う?手帳の目的を考えよう

まずは手帳の使用目的を整理することが大切です。仕事だけに使うのか、プライベートや家族の予定もしっかり書き込みたいのか、記録や日記も付けたいのか…用途を明確にすることによって、自分に合う手帳を絞ることができます。

自分に合った「レイアウト」を見つける

次に使用目的に合ったレイアウトを考えてみましょう。レイアウトによって一目で確認できる日程の範囲、書き込める量、そして手帳の厚みが変わります。今回は代表的なレイアウト5つをご紹介します。

マンスリー

マンスリーは見開きでひと月分の日にちがレイアウトされているものです。カレンダーのようにブロック状になっているものが一般的で、一目で月全体の予定を確認することができます。また、ページ数が少ないため薄くて軽いのも特徴です。

こういった方におすすめ
  • 月単位で予定を確認することが多い
  • 大まかな予定だけを書き込めればよい
  • 記録や日記などは付けない
  • 手帳を持ち歩くことが多い

ウィークリーホリゾンタル

ウィークリーホリゾンタルは、見開きで1週間の予定を確認できるレイアウト。マンスリーよりも1日分の書くスペースが広くなるため、少し詳しい予定や記録などを書き込むことができます。

こういった方におすすめ
  • 1週間単位で予定を確認することが多い
  • 1日の予定を少し詳しく書きたい
  • 一行くらいのちょっとした日記や記録を残したい 

ウィークリーレフト

ウィークリーレフトは、見開きの片側1ページに1週間分の予定が書け、もう片側がフリースペースになっているレイアウト。フリースペースはメモ欄として使用することはもちろん、1週間の振り返りをまとめたり、To Doリストとして使ったり、気に入ったものを貼ったりと、好みやニーズにあわせて自由に活用することができます。

こういった方におすすめ
  • 1週間単位で予定を確認することが多い
  • 日々の予定以外にも、アイデア、リスト、覚書などを書くスペースが欲しい
  • イラストや図を描いて整理することがある

ウィークリーバーチカル

ウィークリーバーチカルは1週間分の日付が横軸に並び、時間が縦軸に並ぶスタイルです。1日の流れを時間単位で管理することができます。

こういった方におすすめ
  • 会議、外出、人と会う、子供のお迎えなど、時間刻みで動くことが多い
  • 勤務時間が不規則(フレックス)
  • 仕事、勉強、睡眠、運動した時間などを記録して見返したい

見開き2週間

見開き2週間スタイルは、見開きの左ページに今週、右ページに翌週の日程が書かれているもの。ウィークリーに比べると、1日分のスペースが少し縮小するものの、厚みが軽減されます。持ち運びやすさと書き込める量のバランスが取れたレイアウトです。

こういった方におすすめ
  • マンスリーでは書き込むスペースが狭いと感じる
  • 持ち運びしやすい厚さがよい
  • 少し先の予定も確認したい
  • 週を跨ぐ予定が多い

デイリー

デイリーは1日分の予定を1ページに書ける日めくりカレンダーのような手帳です。1日分のスペースが最も広いタイプなので、その日の予定、日記、To Doリスト、記録などをしっかり書き込むことができます。そのかわり、ページ数が非常に多くなるので大きさによっては持ち運びには不向きと言えるでしょう。また、週や月単位で予定を俯瞰的に確認することが難しくもなります。

こういった方におすすめ
  • 自宅や会社のデスクに置いたままで使用したい
  • 1日の予定から記録までしっかり書き込みたい
  • 家族で予定を書き合って、自宅の共有スケジューラーにしたい

持ち運びやすさ以外にも注目!「サイズ」の決め方

手帳のサイズは、持ち運びやすさだけではなく、書きやすさ、収納のしやすさも左右します。コンパクトであることを最優先してマンスリーの小さいサイズにすると、書き込みにくく見づらいということも。逆に細かい字が苦手だからということで大きな手帳にすると、鞄に入らなかったり、デスクに広げた時にスペースを取り過ぎたりということも考えられます。手帳を使うシーンをなるべく細部まで想像して、ベストなサイズを導き出しましょう。

主に手帳で採用されているサイズをまとめると以下のようになります。ネットで購入する場合などに参考にしてみてくださいね。

サイズ目安になるもの特徴
A6文庫本のサイズマンスリーに多いサイズ。持ち運びやすい大きさ。
B6大きめのコミックくらいのサイズ持ち運びやすさと書き込みやすさのバランスがとれたサイズ。ページ数の多いウィークリーだと重みを感じる場合も。
A5A4コピー用紙の半分のサイズ薄めであれば、持ち運びもできるサイズ。書けるスペースが広め。
B5教科書やノートのサイズ書きやすくて見やすいサイズではあるが、持ち運ぶなら少し大きめのカバンが必要。また開いた時にデスクのスペースを取る。

「綴じ方」による違いも知っておこう

手帳の綴じ方には大きく2つのタイプがあります。1つはバインダー式の「システム手帳」。もう1つが本のように用紙が糸や糊で固定されている「綴じ手帳」。それぞれの特徴を確認していきましょう。

アレンジ自由自在なシステム手帳

バインダー式のシステム手帳は、用紙がリングで綴じられておりカスタマイズに長けているところが最大の魅力。ページ、カードを入れるポケットなどを追加して、自由にアレンジすることができます。また毎年中身を入れ替えるだけでよいので経済的であるのも嬉しいですね。自分にフィットする手帳へと磨き上げる楽しさがあり、一冊にいくつもの役割を盛り込むことができます。

ただ、リングがある分、厚みと重みが出てしまいます。また、書き込むときにリング部分が手に当たって書きにくいということも。長く使える手帳だからこそ、こういった点も見越して検討してみましょう。

バラエティ豊富な綴じ手帳

綴じ手帳は、さまざまなデザイン、サイズ、スタイルを揃えており、とにかくバラエティが豊富。本のような造りなので、毎年同じ手帳にすれば棚に並べて統一感を維持したまま収納することもできます。

綴じ手帳のデメリットというと、やはりアドレス帳やメモ欄を足すなど、ページのカスタマイズが難しいところでしょう。また、厚みのある綴じ手帳では、ノド(綴じている中央部分)への書き込みがしにくいということもあげられます。

こうしてレイアウトから綴じ方まで細部に注目していくと、手帳1冊にいくらでもこだわることができますね。最低限の予定を書くだけだからA6サイズのマンスリーの綴じ手帳で十分という人もいれば、1冊で全てが管理できるようにシステム手帳を自分仕様にアレンジしたいという人もいるでしょう。日々の生活を振り返りながら、少し時間をかけて自分に合う手帳を考えてみてくださいね。


気になるスケジュールアプリ!その特徴とは?

アナログ手帳の選び方を紹介してきましたが、そろそろスケジュールアプリに切り替えた方がいいのか?と迷われている方もいるでしょう。持っているスマホやパソコンで予定を管理できるスケジュールアプリは、デジタルならではのメリットがたくさんあります。気になっている方も多いと思うので、ここで少し触れてみましょう。

スケジュールアプリのここが便利!

厚いアナログな手帳を持ち歩かなくても、スマホ1台で膨大なスケジュール管理ができるというミニマルさが魅力のデジタル手帳。アプリにより機能が異なりますが、おおよそ以下のようなことが可能になります。

  • スマホ1つでもスケジュール管理ができ、身軽に携帯できる
  • 複数のデバイスからアクセスできる
  • 職場の人、友人、家族と予定を共有できる
  • リマインド機能が使える
  • URLなどをそのまま貼り付けられる

スケジュールアプリで難しいことは?

逆に、手書きの手帳のほうが簡単にできることや、スケジュールアプリならではの注意すべき点もあります。

  • バッテリーがなくなるとスケジュールを確認できなくなる
  • 図や絵で書き留めることができない
  • 電話をしながらメモを取ることが難しい
  • ビジネスシーンでスマホに打ち込んでいると相手を不快にさせることもある

手書きの柔軟さを実感できるアナログ手帳、そして現代のライフスタイルに沿った利便性を持つスケジュールアプリ。両者を比較すると一長一短で、どちらか1つを選択するのはなかなか難しいですね。そういった場合、次にお話しする手帳とスケジュールアプリを併用するという方法を参考にしてみてはいかがでしょう?


意外と多い!手書き&スケジュールアプリの併用術

実は、アナログ手帳とスケジュールアプリの両方を使う二刀流スタイルを取り入れている方が多くいます。どのような使い分け方があるか、3つほど例をご紹介します。

外出時はアプリを使用、あとから手書きで整理

外出先で慌ててメモを取ったり、机を使わずに書き留めたりすると、どうしても字が崩れてしまいますね。後で見返したとき、書き直しができないボールペンの乱雑な字にげんなりすることも…。手帳を丁寧に使っていきたいなら、外出時には軽量かつ修正可能なスマホでスケジュールやメモを保存し、帰社・帰宅後に内容をアナログの手帳に書き写すという方法を試してみてはいかがでしょう?改めて手帳に書き写すことで予定や約束を再確認でき、同時に保管にも相応しい美しい手帳に仕上がります。

予定はアプリ、記録は手書きで

予定はリマインド機能や地図などのリンクが貼れるアプリの機能を活用して管理し、その日に話した内容や出来事は手書きで残すというスタイルもあります。最近では手帳用のスタンプやシールなどが充実しているので、手帳に自分の世界を反映させるような楽しみ方も人気です。デジタル化が進んでいる暮らしの中で、アナログな手法で記録を付けることが、返って新鮮にも感じられるでしょう。

仕事はアプリで、プライベートはアナログ手帳で管理

仕事の予定はアプリで管理し、プライベートの予定はアナログ手帳に書き込むという使い分けも有効的です。

仕事でパソコンをよく使う方であれば、そのまま予定を打ち込め、スマホと同期できるデジタルの方が効率よく管理することができるでしょう。アナログ手帳は、子供のスケジュールや、趣味や遊びの予定を記入するのに使います。プリントやチラシなどを綴じ込んで一緒に保管できれば便利です。

デジタルとアナログを使い分けることで公私の切り替えができ、ほどよくデジタルデトックスする時間を設けられます。


まとめ

仕事が変化したり、新しい趣味を見つけたり、子供が成長して習い事が増えたりすると、手帳に予定や記録を書き込む機会が多くなります。その時間を“作業”と感じさせないような手帳と出会えたら、日々の楽しみが増えますね。

ぜひ、あなたにとって頼れる相棒となるような手帳を探し出してください。

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