普及が進むEV(電気自動車)ですが、購入を検討するときにネックになるのが充電設備の有無です。自宅に設置されていればいつでも充電できて便利ですが、マンションのような集合住宅では充電設備がないことも多く、その場合は近隣の充電スポットに出向く必要があったりと維持管理に手間がかかることが考えられます。
あなぶき興産では今後のEV普及を見据えて、いち早く新築マンションの敷地内に充電設備を設置、グループ会社である日本電力株式会社で電力供給サービスを行っています。
今回はあなぶき興産の新築分譲マンションにおけるEV充電設備の仕組みや使い方を紹介します。EVを既にお持ちの方はもちろん、今後EVへの買い替えをご検討している方もご覧いただければと思います。
これからマンション購入を検討されている方へ
初めてのマンション購入。
たくさん手続きがあって不安になることがあると思います。
マンションという大きな買い物だからこそ、ミスなく・不安なく・効率よく、そしてお得に、購入手続きを進めたいですよね。
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マンションのEV(電気自動車)充電設備ってどんなもの?
マンションの敷地内にEV充電設備があれば、わざわざ充電設備がある施設に行かなくても自宅で充電が完了するので便利です。
しかしマンションは集合住宅。複数の世帯が住まわれているので、充電設備が敷地内に欲しい人もいれば、EVに乗っていないので必要ないという人もいます。そこであなぶき興産のマンションにおけるEV充電設備は、必要な方にのみ提供し、費用を負担をしてもらう方式になっています。
設置場所は駐車区画
あなぶき興産のマンションでは、駐車区画にEV充電設備を設置しています。
駐車区画の後ろ側に立っている箱のようなものが充電設備。必要な人はEV充電設備付きの駐車区画を契約、利用する仕組みになっています。
敷地配置図ではこのように表記されます。このマンションの場合、6区画にEV充電設備が設置されています(EV充電設備の設置台数はマンションによって異なります)。
利用料金の仕組み
EV充電設備付きの駐車場を利用する場合は、駐車区画の料金とは別に電気の使用料が発生します。
料金体系には毎月定額を支払うサブスクリプション方式と、月間の充電時間に応じて段階的に料金が変わるオンデマンド方式の2種類があり、マンションごとに異なります。
どちらの方式についても、ガソリン価格が値上がりしている昨今の情勢を踏まえると、月間の走行距離によっては家計に負担が少ない傾向にあります。
EV充電設備の利用を開始するには
あなぶき興産の新築マンションを例に、EV充電設備の利用を開始するまでの手順について説明します。
充電設備付きの駐車区画を契約する
EV充電設備を利用するには、設備の付いた駐車区画を契約をする必要があります。
まずは契約できるかどうか空き状況を確認しましょう。新築分譲マンションの場合は担当スタッフに、既にマンションにお住まいの方は管理会社に問い合わせます。
電力会社に利用申込の手続きをする
駐車区画が確保できたら、次に電力会社に利用を申込みます。
以下は、あなぶき興産の新築マンションで取り扱っている日本電力株式会社での手続き例です。
①『EVチャージスポット申込書』の取得
電力会社のコールセンターに申込みの旨の電話(0800-100-2100)をし、申込書と使用規約を取得します(郵送)。
②『EVチャージスポット申込書』の提出
届いた申込書に必要書類を記載し提出すると、後日「IDパスワード等通知書」が届きます。
③EV充電設備の使用開始
使用開始日にEV充電設備の通電が開始されます。
充電は専用のWEBサイト「エコスマEV」で操作を行います。手元に届いた「IDパスワード等通知書」に記載のID・パスワードでログインし、初期設定を完了させておきましょう。
EV充電設備の使いかた
あなぶき興産が設置しているEV充電設備は物件によって異なりますが、今回は以下のような2台同時に充電できるタイプの使い方を紹介します。なおこのタイプは、隣接した駐車区画2区画でひとつの充電設備を共用します。
①車に充電プラグを差し込む
②EV充電設備のダイヤル錠を解除し、扉を開ける
③コンセントカバーを下げて、EV充電設備に電源プラグを差し込む
④通線口にケーブルが通るように扉を閉めて、ダイヤルを回すと準備完了
充電中に扉が開かないよう、ダイヤルを回して施錠しておきます。
⑤エコスマEVを開いて「EV充電」メニューを選択→「充電開始」
充電が完了するとメールで通知されます。
充電状況はエコスマEVのサイト上、または車両の充電インジケーターで確認できます。
マンションのEV充電設備に関して知っておきたいこと
マンションのEV充電設備を利用するにあたって、事前に知っていただきたいことが4つあります。
設備の所有者は電力会社
あなぶき興産の新築マンションの場合、EV充電設備の所有者は電力会社となり、管理も電力会社が行います。したがって故障した場合は、個人で勝手に修理をせずに、電力会社に連絡を入れます。
設備の所有者が管理組合の場合も同様で、個人では勝手に修理せずに、管理組合または管理会社に修理を依頼する流れになっています。
台数制限がある
マンションの駐車区画すべてにEV充電設備がついてあるケースは殆どありません。駐車場を契約するタイミングによっては、EV充電設備付きの区画が空いていないこともあります。
既にEVに乗っている人、EVへの買い換えを検討している人は事前に空き状況を確認しておきましょう。
契約期間がある
あなぶき興産のマンションの場合、EV充電設備の利用は1年ごとの契約になっています。契約満了月の1カ月前までに解約申込書の提出がない限りは、自動的に1年間延長されますので、EV車に乗らなくなっている(EV充電設備を使う必要がなくなっている)場合は忘れずに解約手続きを行いましょう。
また契約期間の途中でEV車に乗らなくなり、中途解約をした場合は、利用料金に契約期間中の残存月数を掛けた金額が中途解約金として発生します。なお充電設備利用の契約を解除した場合でも、駐車区画はそのまま使用する事は可能です。
EV充電設備付きの区画に空きがない場合
EV充電設備付きの区画を利用したいが空きがない場合は、管理会社へ相談してみましょう。充電設備付き区画を使用している人が電気自動車に乗っていないパターンがあり、その場合は駐車区画を入れ替えてもらえるように交渉することができます。
EV充電設備のないマンションに設置は可能?
今お住いのマンションにEV充電設備がない場合でも、新しく導入することは可能です。ただし導入するためには充電設備を購入する費用がかかったり、そもそも駐車区画まで電気が通電できるようにマンションが設計されていないといけません。
また駐車区画は共用部であり、個人で勝手に工事を行うことはできません。設置を希望する場合は、管理組合に議題を上げる必要があります。
まとめ
今後もEV充電設備付きのマンションは増えていきます。この記事をご覧いただいた電気自動車をお持ちの方・検討している方が少しでも安心してマンション購入をしていただければ幸いです。
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