「キッチンを片付けたい!」と思ってもどこに何を置けばいいのか…難しいですよね。
新居だから料理を頑張りたいという方、毎日使うからキレイにしておきたいという方、お部屋のコーディネートの延長でおしゃれにしたいという方、さまざまな理由があると思います。
とくにキッチンの調味料はこまごましたものが多いですよね。普段よく使うものや、あまり使わないものも、スッキリ片付けができるように、おしゃれで使い勝手のいい収納術をご紹介いたします☆
目次
調味料収納の大事なポイント
おしゃれで使い勝手のいい調味料収納の大事なポイントは、この2点です。
- すっきりと見た目をキレイに収納すること
- 取り出しやすく片付けること
このポイントを抑えるには、何から手をつければいいのでしょうか?
まずは容器を入れ替えることから始めてみてはいかがでしょうか。
「別のケースや入れ物に入れ替える」ことから始めよう
ポイントは見た目をキレイに収納することと、使い勝手よく収納すること。
ごちゃごちゃとしていたキッチンも、容器を入れ替えるだけでキレイに見えるものです。
片付けを始める前に、砂糖、塩などの調味料ケースを入れ替えてみてはいかがでしょうか。
※醤油やみりんなど、液体の調味料は、衛生上入れ替えしない方が良いようです。
調味料ケース選びの2つのポイント
- 片手で開閉できるもの(せめて簡単に開閉できるもので)
- スプーンを入れておくこと
まずは砂糖と塩の収納ケースを決めましょう。
ご自宅で使われているケースはこのような容器ではありませんか?
簡単に開閉でき、スプーンも入り、使い勝手はかなりいいですよね。
しかし、このケースだと、おしゃれなキッチンにはちょっと似合わないかもしれません。
少し雰囲気の違う容器に入れ替えてみるとおしゃれ感がUPしますよ。
清潔感を出すなら、ケースの色はホワイトかクリアが◎です。
陶器のビンも可愛いですよ。
開閉しやすいものであれば、見た目をどんなに可愛くしても使い勝手はいいです!
キッチン上に収納するものは目につきますので、こだわって可愛いケースにしてもいいですね。
スプーンは中に入っていた方が使いやすいですが、このようにサイドに収納するタイプのものもあります。
こちらは100円ショップの商品です。
安くて使い勝手がよく、見た目も少しおしゃれですね。
自分好みの収納ケースをぜひ見つけてみましょう!
様々な調味料も、同じ容器に入れ替えればキッチンに統一感がでます。
粉末系はこのような容器に入れるといいです◎
容器に入れるものの例として・・・
コショウ、だし、ごま、コンソメ、七味、ふりかけ、ナツメグ、ブラックペッパー、パセリ、粉チーズ、カレー粉、などなど。
意外と粉末系の調味料って多いです!
調味料ケースはサイズが大事
すっきりと片付いたキッチン、おしゃれなキッチンに見せるには容器を統一するのが近道です。ただし、容器を統一するデメリットは、同じ容器の買足しがしにくいことです。最初は統一されたおしゃれなキッチンだけど、だんだん統一感がなくなって生活感ができてしまう・・・なんてことはよくあります。
そこでポイントとなるのが調味料ケースのサイズです。
調味料ケースを買足すときに同じデザインがなかったときも、ケースのサイズを揃えるとキレイに見えます。
違うメーカーの容器でも、色が違っても、高さや幅をある程度統一することで、まとまったイメージをつくることができるのです。
調味料ケースを入れ替えた場合の注意点
入れ替える時には、この2つに注意しましょう。
- 中に何を入れた調味料か一目でわかること
- 賞味期限がわかること
こんな風にテプラやマスキングテープで名前を書いておくといいですよ。
これなら一目で何が入っているのかが分かりますね。
消費期限も記入しておきましょう!目立つのが嫌だという方は、容器の底に記入しておいてください。
分類や消費期限の記入に便利なシールが100円ショップなどにあるようです。
貼るだけで簡単に整理できるので、見かけたらぜひ導入してみてください!
パン粉や小麦粉、TEAパックも収納容器を作ってしまえばすっきりした見た目になります。
普段キッチン下や冷蔵庫などの見えないところに収納しておくものは、100円ショップの収納ケースで十分だと思います。
シールも同じだとさらに統一感がUPしますよ。
最初にもお伝えしたとおり、みりんや醤油などの液体の調味料は、衛生上あまり容器を入れ替えることをオススメしません。もし入れ替える場合は、容器をキレイに洗い、耐熱のものであれば熱湯消毒をしておくと安心ですよ!
どこに何を置くのかをプランニングしよう!
さて、収納ケースが決まったら、実際に収納する場所を考えましょう。
調味料の種類ごとの適した保存場所は、こちらの記事で詳しく解説していますので、合わせて参考にしてくださいね。
キッチン上はできるだけ少なく
壁掛け収納や調味料がずらりと並んだキッチン、素敵ですよね。
ただ・・・料理をよくする方、特に揚げ物も家で作る料理上手の方には、キッチン上にものを置きたくないという方が多いのではないでしょうか。なぜなら、はねた油でベトベトになるからです。
料理をよくする方ほど、キッチン上は最低限のものに絞りましょう。
キッチン上に収納するものは、砂糖、塩、コショウ、スパイスなど、よく使うものだけにするのがいいのではないでしょうか。
ちなみに筆者は砂糖と塩しか置きません!キッチン上はできるだけキレイにする様に心がけています。
キッチン上のラックはこんなものがいいのではないでしょうか?
あまり置き過ぎないよう注意したいですね。調理スペースも少なくなります。
ちなみに、おしゃれに見せるコツですが・・・
コーディネーターさんに尋ねてみたところ、お部屋には観葉植物を置くとおしゃれな空間になるそうです。
キッチンにも、小さな植物を置いてみるのはいかがでしょうか。
キッチン下収納は2タイプの収納がある!
キレイに収納された画像を見るとこんな風にしたいって思いますよね。
でもそれって実際に使っているキッチンに適した収納方法ですか?
キッチン下、特にシンク下は湿気が多いので小麦粉やパン粉などの粉末の収納場所には向いていません。
調味料を収納するなら、コンロ下するのがベストです◎
そのことも踏まえて、収納タイプ別に、収納術をまとめてみました。
キッチン下収納には2タイプあります。
引き出しタイプの収納
観音扉タイプの収納
自分の家に適した収納方法を考えることが重要です。
引き出しタイプの収納術
引き出しタイプの収納は上から一覧できるので、整理整頓しやすいのが特徴です。
上から見やすく取り出しやすいように収納することを意識付けましょう。
フライパンなどは重ねずに縦に収納するといいですね。
収納のアイテムは100円ショップでも販売していますので、お近くのショップで探してみてください。
今回は、100円ショップで以下のものを購入してみました。
ゴミ袋もケースに入れればスッキリ。
100円ショップには収納に便利なアイテムがたくさんありますよ!
調味料や鍋など、どこに何を置くかを決めて、仕切りを使えば、ジャンルごとにまとめて収納することができます。
ぜひ参考にしてください。
観音開きタイプの収納術
ケースを使った収納方法
このように収納するのが理想です。
キレイに片付いてますね。
ポイントとなるのは、箱に入れて引き出しのように使うことです。
これで奥のものも取り出しやすくなります。
しかし、観音開きタイプの収納は少し厄介なところがあります。
なぜなら2つのデメリットがあるからです。
- 奥に片付けたものが取り出しにくい。
- 上にデッドスペースができてしまう。
赤枠のところに収納できないのがこのタイプの欠点です。
たくさん積んでいけば収納できるのですが、その分使い勝手は悪くなります。
上にデッドスペースを作らないように、段をつける方法をご紹介します。
※再度の注意になりますが、湿気が多いシンク下は調味料収納には向きません。
今回の収納例では調味料も少し置いていますが、シンク下に収納するのは調理器具や洗剤等消耗品にするのがベターです。
段のつけ方
ホームセンターの商品
しっかりと段を作るのであれば、ホームセンターの商品がおすすめです。
こんな感じになります。
デッドスペースも最大限少なくなっています。
100円ショップの商品
コストパフォーマンスを重視するなら、100円ショップに売ってあるラックがおすすめ。
重ねることができるので、使い勝手もいいです。
少しデッドスペースがあるものの、十分収納できていますね!
つっぱり棒での収納
こちらは100円ショップの商品で、つっぱり棒の収納です。
突張棒ってこんな風にも使えるんですよ!
段を作ることでデッドスペースを減らして収納することができますね。
ただ、あまり重いものは乗せられないので注意してくださいね。
これでキッチン下もキレイに収納することができるはず。
ぜひ試してみてください。
まとめ
キッチンは油断するとすぐに散らかってしまう場所です。
毎日のお料理の中で「取り出しにくい、片付けにくい」は一番のストレスですし、また、散らかる原因にもなります。
「取り出しやすい、片付けやすい」を意識して収納するように心がけてみましょう。