くらしの歳時記【2021年11月・霜月】

11月の和名は「霜月」。文字通り「霜が降りる月」という意味です。
上旬のころはピンときませんが、日を追うごとに朝晩の気温が下がって、下旬になるころにはまさに霜が降りるような寒さを感じるようになってきます。

このように、ひと月のうちでもっとも変化が大きいのが11月。青空高く秋晴れの好天が続く月初めから、街路樹の木々の紅葉が深く鮮やかになる中旬を経て、落ち葉が舞う冬の始まりへと続きます。木枯らし一号のニュースが聞こえてきたり、早いところでは初雪の便りがあるのも今月です。


今月の注目イベント


11月のこよみ

11月7日「立冬」(二十四節気)

「冬が立つ」という言葉の通り、この日から暦の上では冬です。
朝晩の冷え込みや日中の陽射しの弱まり方に、冬の気配が感じられるようになったのではないでしょうか。色づいた木々の見頃も迎えて、いよいよ秋も終わりに近づいているのが実感できます。

11月22日「小雪」(二十四節気)

小雪

「わずかながら雪が降るころ」という意味です。このころはまだ本格的な冬ではないものの、北国から雪の便りが届くことがあります。
日射しが弱くなり、冬の気配が日増しに濃くなってくるころ。お歳暮の準備を始める目安の時期でもあります。

10月20日〜11月6日「秋土用」(雑節)

雑節のひとつ「土用」は、土公神(どくじん)という土を司る神様が支配する期間のこと。立春・立夏・立秋・立冬の前の約18日間を指し、期間中は土を動かす作業(土いじり、地鎮祭、井戸掘りなど)を忌むことになっています。

とはいえ18日もの間ずっと作業ができないのは、さすがに実生活に影響が出ますよね。そこで土公神が地上を離れる日を設け、その日に限っては作業をしてもOKとしました。それを「間日」と呼びます。
2021年の秋土用の間日は、10月26日・28日・30日でした。


年中行事と11月のイベント

11月3日「文化の日」(国民の祝日)

「自由と平和を愛し、文化を薦める」ことを主旨とした国民の祝日。
1946年に日本国憲法が公布された日で、日本国憲法が平和と文化を重視していることから「文化の日」に定められました。なお施行は半年後の5月3日。憲法記念日です。

11月5日「津波防災の日」

2011年発生した東日本大震災による甚大な津波被害を踏まえ、国民が津波対策について理解と関心を深めることを目的に制定されました。
11月5日という日は、1844年(嘉永7年)に安政南海地震が発生した日です。このとき今の和歌山県の実業家・浜口梧陵が稲わらに火をつけ、村人を高台に導いて大津波から命を救った「稲むらの火」という逸話に因み、この日が選ばれました。
防災意識の向上が一過性のものにならないよう、日々気をつけていきたいですね。

アルファジャーナルから防災に関する記事をピックアップ。
マンションならではの防災対策・避難方法も解説しています。

11月15日「七五三」(年中行事)

7歳・5歳・3歳の子どもの成長を祝う行事。神社やお寺などに「七五三詣で」として参拝し、ここまで育った報告や感謝、今後の健康を祈願します。

元は関東地方を中心とした風習だったので、七五三の行事は簡素にしか行わない地域もあります。特に関西エリアでは、七五三よりも十三参りを盛大にする傾向があるようですね。

11月18日「ボージョレ・ヌーヴォー解禁」

毎年11月の第三木曜日は、ボージョレ・ヌーヴォーの解禁日。
フランス・ブルゴーニュ地方のボージョレ地域で造られる、その年に収穫されたぶどうをその年に仕込む「新酒=ヌーヴォー」です。
フレッシュさが特徴のボージョレ・ヌーヴォーは、少し冷やして飲むのがオススメ。

11月23日「勤労感謝の日」(国民の祝日)

1948年の祝日法で「勤労感謝の日」と改まりましたが、もともと第2卯の日であるこの日は、神々に五穀の収穫を感謝する「新嘗祭(にいなめさい)」の祭日でした。新嘗祭は、稲の収穫を祝い、また翌年の豊穣を祈願して行われる宮中行事。その年に収穫された新穀や新酒を神々にお供えする、いわば収穫祭です。

「食欲の秋」と言われるように、11月は秋から初冬にかけて旬を迎える食材が多数ある時期。各地の新米も出揃っているころです。食材に感謝しつつ、旬づくしの食卓などいかがでしょうか。

アルファジャーナルからレシピに関する記事をピックアップ。
時短レシピから旬を楽しむレシピまで、幅広く紹介しています。


11月19日は全国的に部分月食が見られます

この日の夕方は、全国的に部分月食が見られます。
今回の部分月食はほとんどの部分(97.8%)が影に入る、かなり見応えのある月食になりそう。

出典:11月19日は部分月食(2021年11月)│国立天文台 天文情報センター

もっとも大きく欠けた月だけ見たいなら、18時ごろからスタンバイ

食の始まりは16時18分。東北以南の地域では月はまだ地平線の下です。そのため多くの地域では月が欠けた状態でのぼってくる「月出帯食(げっしゅつたいしょく)」も見ることができますよ。

食の最大時刻は18時2分です。やや北寄りの東、低めの空に大きく欠けた月を見つけることができるでしょう。

今回の月食は、とにかく深く欠ける

月が影に入る程度のことを「食分」と言いますが、これは値が大きいほど影になる部分が大きく、1.0以上で皆既月食になります。今回の部分月食の食分は、なんと0.978!これは月の97.8%が欠けるということです。

月が完全に影に隠れる皆既月食では、月が赤銅色になることが知られますが、部分月食の場合は影になるだけで色は変わりません。しかし今回はほぼ皆既月食に近いほど月が欠けるので、もしかしたら影の部分が色づくかもしれないそうですよ。楽しみですね。

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紅葉狩りに行こう

紅葉狩り

「密を避けるレジャー」として人気上昇中のアウトドア。気になるけど、何から始めればいいのか分からない…そんな時は手軽にピクニックから始めてみませんか。折しも今月は野山の紅葉が美しい時期。紅葉狩りを兼ねたピクニックに出かけましょう。

晩秋のピクニックは「冷え対策」がポイント

厚着の重装備をしなくても、日中なら外で快適に過ごせる最後の季節。
とはいえ、11月のピクニックは冷え対策がポイントです。
地面からの冷気を防ぐアウトドア用クッションや、膝にかけたり羽織ったりとマルチに使えるストールか小さめのブランケットを荷物に追加しましょう。保温性の高いタンブラーで温かい飲み物を持参したり、スープジャーで熱いスープをお弁当の一品に加えたりするのも◎。

天気の良い日は公園へGO!ピクニックに必須&便利な持ち物リスト

紅葉狩りって何を「狩って」いるの?

ところで紅葉”狩り”という言葉、いったい何を狩っているんだ…と不思議に思ったことはありませんか?
その由来を紐解くと、平安時代にまで遡ります。
当時の紅葉は山野に自生しているものが一般的で、貴族の邸宅の庭に観賞用として植えられることは稀でした。つまり赤く色づいた紅葉を見るためには、薬猟(くすりがり=薬草などを摘むこと)などのように山野にまでわざわざ出かけて行く必要があったのです。
そこから転じて「紅葉狩り」と呼ぶようになったと考えられています。

今のように秋のレジャーとして広く楽しまれるようになったのは、時代が下って江戸時代のころ。紅葉の木の下でお弁当やお酒を広げて楽しんでいたようですよ。

 

今月のアンケート


みんなの暮らし聞いてみました!
\こんなとき、どうしてる?/

わざわざ聞かない。聞けないけど、ずっと気になっている日常生活のアレコレ…「そういえば、みんなどうしてる?」をリサーチしてお届けします!

今月のお題は「読書習慣」

「読書の秋」にちなんで、読書習慣についてのアンケートです。
「普段どれくらい本を読む?」「本を読むときは紙書籍派?電子書籍派?」など、皆さんの読書習慣と読書をするときのこだわりを教えてください!

回答期限:2021年11月18日(木)
アルファあなぶきStyleのサイトに移動します

先月の「おうち時間の運動習慣」の集計結果をみる

自宅で運動する際の困りごと、オススメのグッズや動画チャンネルなど、みんなの「おうちフィットネス」事情をチェック!

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次回の「くらしの歳時記」は12月・師走編。
いよいよ2021年も最後の月になりますね。お楽しみに!

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