くらしの歳時記【2020年11月・霜月】

11月の和名は「霜月」。
文字通り「霜が降りる月」という意味です。上旬のころはピンときませんが、日を追うごとに朝晩の気温が下がって、まさに霜が降りるような寒さを感じるようになってきます。

このように、ひと月のうちでもっとも変化が大きいこの月。
青空高く秋晴れの好天が続く上旬から、街路樹の木々の紅葉・黄葉がより深く鮮やかになる中旬、そして落ち葉の舞い始める下旬まで。 晩秋から冬の入り口までの季節の美しい変遷をみることができる、11月のくらしの歳時記を紹介します。

霜降
1日立冬
16日
2日秋土用の間日17日
3日文化の日18日
4日秋土用の間日19日
5日津波防災の日20日
6日秋土用明け21日
立冬
7日立冬小雪

22日小雪
8日23日勤労感謝の日
9日24日
10日25日
11日26日
12日27日
13日28日
14日29日
15日七五三30日

二十四節気と雑節

11月4日「立冬」(二十四節気)

「冬が立つ」という言葉の通り、この日から暦の上では冬です。朝晩の冷え込みや日中の陽射しの弱まり方に、冬の気配が感じられるようになったのではないでしょうか。
色づいた木々の見頃も迎えて、いよいよ秋も終わりに近づいているのが実感できます。

11月22日「小雪」(二十四節気)

小雪

「わずかながら雪が降るころ」という意味です。このころはまだ本格的な冬ではないものの、北国から雪の便りが届くことがあります。
日射しが弱くなり、冬の気配が日増しに濃くなってくるころ。お歳暮の準備を始める目安の時期でもあります。

みんなの暮らし聞いてみました!
\こんなとき、どうしてる?/

多数のご回答ありがとうございました。結果を発表いたします。

土用(雑節)

雑節のひとつ「土用」は、土公神(どくじん)という土を司る神様が支配する期間のこと。立春・立夏・立秋・立冬の前の約18日間を指し、期間中は土を動かす作業(土いじり、地鎮祭、井戸掘りなど)を忌むことになっています。

とはいえ、18日もの間ずっと作業ができないのでは、さすがに実生活に影響が出ますよね。そこで土公神が地上を離れる日を設け、その日に限っては作業をしてもOKとしました。それが「間日」です。


年中行事と11月のイベント

11月5日「津波防災の日」

2011年発生した東日本大震災による甚大な津波被害を踏まえ、国民が津波対策について理解と関心を深めることを目的に制定されました。
11月5日という日は、1844年(嘉永7年)に安政南海地震が発生した日です。このとき今の和歌山県の実業家・浜口梧陵が稲わらに火をつけ、村人を高台に導いて大津波から命を救った「稲むらの火」という逸話に因み、この日が選ばれました。

災害への備えは大事と分かっていても、常日ごろから意識するのはなかなか難しいですよね。だからこそ、このような記念日をきっかけに改めて振り返り、考えることが大切なのかもしれません。
アルファジャーナルから災害対策・備蓄に関する記事をピックアップします。

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11月15日「七五三」(年中行事)

7歳・5歳・3歳の子どもの成長を祝う行事です。最近では15日にこだわらず、前後の都合の良い日に参拝する方が多いですね。

何かと決めたり調整したりが意外と多い行事なので、抜け漏れを防ぐための準備チェックシートを用意しました。早めに準備を始めて、盛大にお祝いしてあげてくださいね。

時系列と準備チェックシートで確認!9月からはじめる七五三の準備

11月23日「勤労感謝の日」(国民の祝日)

1948年の祝日法で「勤労感謝の日」と改まりましたが、もともと第2卯の日であるこの日は、神々に五穀の収穫を感謝する「新嘗祭(にいなめさい)」の祭日でした。新嘗祭は、稲の収穫を祝い、また翌年の豊穣を祈願して行われる宮中行事。その年に収穫された新穀や新酒を神々にお供えする、いわば収穫祭です。

「食欲の秋」と言われるように、11月は秋から初冬にかけて旬を迎える食材が多数ある時期。各地の新米も出揃っているころです。食材に感謝しつつ、旬づくしの食卓などいかがでしょうか。

次回の「くらしの歳時記」は12月・師走編。
いよいよ2020年最後の月です。お楽しみに!

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