『お部屋の雰囲気を変えたい!』と思ったとき、家具の買い替えや壁紙を張り替える手段ももちろんありますが、これらにはお金や労力がかなり必要ですよね。
そんな時には「インテリアファブリック」でアレンジしてみてはいかがでしょうか?
インテリアファブリックとは、カーテンやラグ、クッションカバーなどといったアイテムのこと。お部屋の中に多く存在しているので、ここを工夫することでお部屋の印象も変えることができます。色や柄だけでなく、素材感も取り入れることで季節感を出すことも可能。小物はお部屋のアクセントにも使えますよ!
今回の記事では、お部屋別のインテリアファブリックを使ったコーディネートと、選ぶ際のポイントをご紹介したいと思います。
お部屋別!インテリアファブリックをご紹介
では、インテリアファブリックをお部屋別で見てみましょう。
リビング
まずは、過ごす時間の多いリビングから。リビングにはたくさんのインテリアファブリックが使われています。
カーテン
リビングで使われているファブリックの中でも大きい場所を占めている「カーテン」。カーテンひとつでお部屋の雰囲気を変えることができます!
■白の遮光カーテンで清潔感を演出
清潔感を出したい場合は、白がベストです。
■明るい柄のカーテンで華やかなお部屋に
カーテンには、シンプルなものからカラフルなものまであり、選ぶカーテンで印象も変わります。
■ターコイズ色で夏を意識
季節に合わせて色を選ぶと季節感が出ますよ。
■無地のドレープカーテン×柄ありレースカーテン
白色の多いレースカーテンですが、カラフルなものも増えてきています。このようなレースカーテンを選ぶ際は、ドレープカーテンをシンプルなものにしましょう。
■インナーレースカーテンでエレガントな雰囲気に
一般的には、窓側にレースカーテン、部屋側にドレープカーテンを付けますが、最近では、窓側にドレープカーテン、部屋側にレースカーテンを付けるコーディネートが増えています。上品な印象を作り上げることができますよ。
ラグマット
リビングの中心に敷いてあり、存在感のある「ラグマット」。大きさや形、色や素材など多くの種類があります。
■四角型のラグマットはどんなお部屋にも合わせやすい
迷った時は、四角型のラグマットを選びましょう。
■円型のラグマットで殺風景から抜け出そう
少し個性を出したい場合には、円形がオススメ。種類が豊富にあるので、お部屋のサイズに合うものを選びやすいです。
■雲の形のラグマットで雲の上をイメージ
こちらのような特殊な形のものもあります。アクセントになりそうですね!
ソファカバー
カバーを取り外しできるものが多い、ファブリックタイプのソファ。わざわざソファを買い替えなくても、カバーを替えることで印象も変わります。最近では、レザータイプのソファに掛けることのできるカバーもあるので、レザータイプのソファをお持ちの方は利用してみてもいいですね。
■どんなソファにも合う無地のマルチカバー
上から被せるタイプのマルチカバー。様々なソファに被せることのできるので、レザーのソファをファブリックソファに返信させたい場合は、このようなカバーを使うといいですね。
■すっきりしたストライプ柄で夏らしいソファに
夏らしい柄を取り入れることで、涼しそうなお部屋を演出できます。
■大きい無地の布を掛けてカバー風に
ソファが隠れてしまうほどの大きい布を掛けることで、カバーの役割を果たしてくれます。
ソファと同系色の柄のある生地を掛けても、雰囲気が変わります。
■大きい布をざっくり掛けてリゾート風に
一部に布を掛けるのも、アクセントになっていいですね。また、「ソファの汚れを隠す」際にも使えますよ!
■季節感を出すには季節感のある「柄」と「色」を取り入れる
季節感を意識したものを使って、季節を楽しんでみてはいかがでしょうか?
クッションカバー
ここまで、大きいファブリックアイテムをご紹介してきましたが、もっと手軽にアレンジしたいというときには、「クッションカバー」を替えてみることをオススメします。
■アクセントに「柄物」を
白で統一されている中に、柄物をワンポイントで入れてみることで、アクセントになりますね。
■アクセントに「色物」を
同系色のクッションを並べる中に、1 つだけ系統の違うものを置いたコーディネート。
こたつ
寒くなると重宝し、日本の文化である「こたつ」。こたつもファブリックアイテムのひとつです。
こたつと聞くと、古臭いイメージを持っている方が多いかもしれませんが、最近では柄も増え、様々な色のファブリックが出ています。色のトーンを周りに合わせることで、現代風なリビングにも合わせることができますよ!
■同系色を使って統一感を
お部屋のテイストに合った無地のものを選ぶことで、「和風」な印象ではなく「洋風」な印象に。
■柄物を選ぶ際は小さい柄を選ぼう
こういった柄物もあります。
大きい柄物よりは小さい柄物の方が、こたつが主張しすぎずマッチしますよ。
ダイニング
食事を取るダイニングスペースにも、実はファブリックアイテムがあります。
テーブルクロス・テーブルランナー
ダイニングテーブルを彩るファブリックアイテム。食事の雰囲気をいつもと変えたい時にも役立つアイテムです。
■両サイドのフリンジもアクセント
テーブルの上だけに捉われず、サイドにもアクセントを。
■白を基調としたパーティー仕様のコーディネート
白いテーブルに同系色のテーブルランナーを置くことで、上品なコーディネートに。
■大きな柄なら小さいスペースでインパクト大
ダイニングテーブルの真ん中にテーブルランナーを置くことで、華やかな食卓になります。
■グリーンのテーブルランナーがアクセント
大柄のテーブルクロスに無地のテーブルランナーを敷くことで、引き締まった印象に。
■モノクロのテーブルクロスにはカラフルな食器が映える
テーブルクロスがモノクロなので、カラフルな食器を使うことで明るい印象を演出できます。
チェアカバー
ダイニングチェアには、チェアカバーを使ってアレンジすることができます。
■リボンがアクセント
背もたれにリボンを付けると、後ろから見ても可愛いですね。
■ホームパーティーに最適なクリスマス用カバー
クリスマスシーズンには、サンタクロースの帽子を被せてみてはいかがでしょうか?
また、こういった方法もあります。
ダイニングチェアに合うカバーがない場合には、背もたれに布を掛けることで、ワンポイントにもなり◎です。
寝室
ベッドスプレッド
ホテルなどで用いられることが多いですが、ベッドメイキングの仕上げとしてブランケットやシーツの上のかける布のことを「ベッドスプレッド」と呼ばれています。家庭では、ベッドの装飾用として使われることが多いですね。ベッドカバーを替えるのも方法のひとつですが、ベッドスプレッドを使ってみてはいかがでしょうか?
■柄物でシンプルなベッドに華やかさを
枕カバーとの色味を合わせることで、統一感が出ます。
■円形のアイテムで周りと違ったベッドスプレッドに
シンプルなベッドカバーを使っている場合は、少しインパクトのあるものを使ってみることで、寝室の雰囲気が変わりますよ。
ポイント
最後に、ファブリックアイテムを選ぶ、または使用する際のポイントをふたつご紹介します。
色と柄の組み合わせ
コーディネートする上で、やはり重要となってくるアイテムの「組み合わせ」。
柄物に柄物を重ねてしまうと、ごちゃごちゃしとた印象になってしまい、落ち着かない空間になってしまうことがあります。大きいのもが無地なら小物で柄物を使ってアクセントにするなど、配色や配置は考えるようにしましょう。
また、季節感を出したい場合、暑い夏には寒色系(ブルーなど)を使い、寒い冬には暖色系(オレンジなど)を使うことで、視覚から涼しさや暖かさを感じることができますよ!
メンテナンスの面も考えて選ぼう
ファブリックアイテムの中には、「自宅で洗うことが可能」というメリットを持つものもあります。
例えば、ダイニングで使うものは食事するということもあるので、汚れる可能性が高いですよね。そういった汚れる可能性があるものや、普段から触れる頻度の高いものは、手軽に洗うことができる素材のものを選ぶといいですね。
まとめ
お部屋の中には、たくさんの「インテリアファブリック」があり、また「ファブリック」を足すことで印象を変えることができます。
模様替えをしたいと思った際には、まずはファブリックに目を向け、ファブリックで変えることのできるものを探してみましょう!
ファブリックを活用したインテリアは、こちらの記事でも紹介しています。
合わせて参考にしてみてくださいね!