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くらしのヒント

子供も大人も楽しめる!夏休みのホームパーティーを開く時のポイントとおススメ料理

夏休みに向けての計画を考える時期がやってきました。
海に行ったりキャンプをしたりといったアウトドアアクティビティに加えて、今年はホームパーティという選択肢を加えてみてはいかがでしょうか。夏休みといえば、花火大会や夏祭り、七夕などのイベントが目白押し。ホームパーティーのテーマには事欠きません。

筆者自身、子供の友達の誕生日にホームパーティに、家族ぐるみで招待されたことがあります。当日は親子ともどもとても楽しく過ごせて、いい思い出になりました。このように、子供だけでなく親子で楽しめるイベントとして開催すれば、子供にとっても大人にとっても夏休みの忘れられない楽しい思い出になるはずです。

今回は「夏休み中の子供が主役のホームパーティー」を開くコツと注意点、おススメ料理について紹介します。


夏休み中の子供が主役のホームパーティーを開くときのポイント6点

1.テーマを決める

子供向けに限らず、ホームパーティーを開くときはテーマを決めることが大事です。それにテーマを決めることによって、料理やお部屋の飾りつけも決まってきますよ。
例えばこんなテーマはいかがでしょう…

夏祭り

地区の夏祭りや花火大会があれば、同日に開催しても◎。
集まって食事をしてから夏祭りに出向いたり、自宅から花火が見えるのなら皆で一緒に楽しんだり。いつも以上にホームパーティのイベント感が増すはずです。

七夕

夏を代表する行事です。笹を準備して、皆で一緒に短冊を吊るすと楽しそうですね。国立天文台では梅雨のさなかの七夕ではなく、旧暦の7月7日に行う「伝統的七夕」を推進しています。これならちょうど夏休み中なので、テーマにも選びやすいでしょう。
日付は毎年変わりますが、2017年は8月28日、2018年は8月17日です。

夏といえば海!
海を意識したインテリアにチェンジすれば、自宅の中でも海の雰囲気を楽めます。オブジェ用の貝殻やマリンモチーフの雑貨など、この時期は海をイメージしたインテリア雑貨が店頭に並んでいるので利用してみましょう。さらにボーダー柄のペーパーナプキンのようなマリンテイストを意識したもの、透明や青のガラスアイテムと組み合わせれば、より海のイメージが盛り上がります。

キャンプ・アウトドア

キャンプなどのアウトドアアクティビティは楽しいのですが、準備が大変ですね。
でも雰囲気を感じられるようなアイテムや料理があると、自宅でも手軽にアウトドアの気分を味わえます。アウトドア用の食器やカトラリーを持っているのなら、それをテーブルウェアとして使ってみましょう。キッチンでも使えるダッチオーブン(モダンダッチオーブン、フレンチオーブンなどと呼ばれているようです)やスキレットなどで調理して、そのままテーブルに出すのもアウトドア感を盛り上げます。

2.スケジュールは終了時間から逆算する

子供が主役ですから、パーティーの終了時間は早めに設定しておきましょう。夏休みといえども、規則正しい生活を続けることは大切ですからね。
目安としては19時。遅くとも20時には解散できるのがベターです。そこから逆算して開始時間を設定しましょう。

3.子供が食事しやすい環境づくりを

普段のダイニングテーブルだと、高すぎて子供には使いづらいこともあります。
背の低いテーブルを用意して、そこを子供の専用席にすると良いでしょう。テーブルの飾りも、大人用テーブルよりポップな雰囲気にしても可愛いですよ。
カトラリー類も、子供が扱いやすく壊れにくいものを用意しておきましょう。紙やプラスチック製のものなら、壊れることもなく、片付けも簡単です。また色や柄も豊富に揃っているので、テーマに沿った物を選べばさらにイベント気分が盛り上がります。紙製のものを使うなら、最初にワンポイントのお絵描きをしておけば、どれが自分のコップやお皿か簡単に見分けられるし、それ自体をイベントとして楽しめますよ。

4.子供のアレルギーに注意

当日のメニューを決める前に、アレルギーの有無は必ず確認しておきましょう。
招待の案内を出すときに同時に確認すると、聞き忘れもなくなって◎です。

5.子供たちの遊ぶスペースの確保と遊び方の工夫

子供たちが集まれば、自然と遊びが始まります。
ですから、子供が遊ぶスペースを確保するのもお忘れなく。場合によってはリビングに置いたテーブルなどの家具を移動させる必要もありそうです。そんなときに、どこに移動させるのかは予め予定しておきましょう。
また、子供たちの遊びも、ホームパーティーのテーマに沿ったものを用意してあげられると、さらに盛り上がりそうです。例えば夏祭りがテーマなら、縁日のような射的や輪投げなど、市販品を工夫して楽しめると良いですね。

6.大人も一緒になって楽しもう

今回のホームパーティーの目標は、子供だけでなく「大人も」楽しむこと。子供と一緒に遊ぶのもアリですが、子供が遊んでいる間は大人がくつろぐ時間にしてみてはいかがでしょうか。
アルコール飲料だけでなく、ノンアルコールのカクテルも用意して、その場にいる全員が楽しめるように準備をしましょう。お料理も、少しスパイシーな大人向けの料理を準備したり、子供向け料理に調味料を少し足して目先を変えてみると、一気に大人のカクテルタイムになりますよ。


【テーマ別】夏のホームパーティのおススメ料理

夏祭り

夏祭りの屋台が立ち並ぶイメージで、種類を豊富に用意できると良いですね。テーブルに並べるときも、屋台で使われるような食品容器を使うと「らしさ」が演出できそうです。

たこ焼き
夏祭りの定番。
タコだけではなく何種類かの具材を用意して、テーブルで皆で作りながら食べても楽しい一品です。
イカ焼き
こちらも夏祭りの定番。
子供たちの好きな味ですが、大人向けのおつまみにも最適。下味を付けて寝かせる時間が必要なので、早めの準備が必要なことに注意です。
焼きとうもろこし
実はフライパンで作れる焼きとうもろこし。茹でるのもレンジで美味しくできるので、見た目の豪華さに反して手軽に用意できる点も好ポイントです。
焼きそば
これもテーブルにホットプレートを用意して、作りながら食べると楽しい一品。
定番のソース味だけではなく、塩味・和風・エスニック風など好みの味付けにできるメニューなので、大人も子供も満足できるメニューになるでしょう。
カキ氷
複数のフレーバーのシロップを用意して、各自が好きな味付けを楽しめるようにするとイベント感が出ますね。サクランボなどのトッピングを用意して、飾り付けを楽しめるようにしても◎です。
りんご飴
砂糖と水を3:1程度の比率で煮詰めたものをりんごに絡めた「りんご飴」。
りんごの赤色とツヤツヤしたキャンディ部分が可愛らしいので、テーブルの上が一気に華やかになる一品です。 パーティーに出すなら、りんごをひと口大に切ったもので作ると食べやすいですよ。

七夕

七夕は別名「星祭り」とも呼ばれます。ですから、星をモチーフにしたメニューを中心に考えたいですね。

流しそうめん
七夕の伝統食として一部地域ではそうめんを食べる習慣があるそうです。
パーティーの一品として出すなら、流しそうめんにしてみてはいかがでしょうか。家庭用の流しそうめん機も、ただ回るだけのオーソドックスなものだけでなく、エンターテイメント性の高いものが増えてきていますよ。
ちらし寿司・手巻き寿司
見た目も華やかなちらし寿司は、パーティーにうってつけ。
オクラを輪切りにして星に見立てたり、薄焼き卵を星型に切り抜いたりして、いつもとは少し違う飾り付けにすると七夕向けになりますね。 ちらし寿司を作るのが大変なら、手巻き寿司にしてしまってもOKです。 これなら自分の好きな具材を選んで作りながら食べることができるので、イベントとしても盛り上がりますよ。
カレー
定番料理のカレーも、ルーを天の川に見立ててたり、星型にくり抜いた野菜をトッピングすると七夕にピッタリの一品になります。

夏らしさを最も感じるテーマです。
潮風を感じるしつらえの中、海の家にいるようなメニューを並べて海水浴気分を味わうのも良いですね。

シーフードのカルパッチョ
シーフードを使ったカルパッチョは、暑い時期にさっぱり食べることのできる一品。お刺身として売られているものを利用すれば手軽に作れます。
生春巻き
シーフードと相性の良い生春巻き。野菜をたっぷり入れて、彩りが良いのもパーティー向きですね。子供向け・大人向けで中身を変えることもできる万能メニューです。
焼き鳥
海の家での定番料理。 串に刺した状態のものを用意すれば、あとは焼くだけ。カトラリーを使わずに手持ちで食べられる手軽さもパーティー向きです。
アメリカンドッグ
子供向けパーティーにピッタリのメニュー。
ホットケーキミックスを使って手軽に作れますよ。中のソーセージを小さく切って、ひと口大のものをたくさん用意すると見た目もキュートで食べやすく◎。中身をチョリソーにすれば、大人向けのおつまみにも。

キャンプ・アウトドア

いつもの料理でも、アウトドア用の食器やカトラリーで食べれば一気にキャンプ気分に。
そこに1品か2品、アウトドアを感じるメニューを投入して、さらにキャンプ気分を盛り上げてみましょう。

シシカバブ
マリネしたお肉や野菜の串焼きは、見た目も豪快でアウトドア感を盛り上げます。
前日から用意しておく必要がありますが、ぜひテーブルに登場させたい一品。
パエリア
フライパンやホットプレートでも調理OK! 仕上げに夏野菜をたくさんトッピングすると、見た目も華やかになりますよ。
ピザ
大人も子供も大好きなピザ。
ホームパーティーの一品として出すなら、トルティーヤのようにスティック状に巻いてみたり、カルツォーネ(包みピザ)にすると手も汚れずに食べやすくなります。
ラタトゥイユ
冷たくして食べると美味しいラタトゥイユ。暑い時期にはピッタリの一品です。
もともと常備菜なので、事前に用意しておけるのも嬉しいところ。

ホームパーティを開催するうえでの注意点

近所の方への挨拶

子供の声だけでなく、大勢の人の話し声は、思ったよりも響くものです。特にマンションや住宅密集地にお住まいならば、事前に両隣や上下階のお宅に挨拶をしておくのがベターですね。
また当日も、バルコニーや庭で会話するときの声の大きさには注意しましょう。

マンションの場合は管理規約に注意

共用部分を利用する前には、管理規約を必ずチェックしておきましょう。忘れがちですが、自宅のバルコニーも共用部分です。夏のホームパーティーにはうってつけの場所ですが、使い方が規約に反していないかどうか事前に必ず確認を。
また、マンションのバルコニーは基本的に防水処理をされていません。ですから、暑いからといってバルコニーで子供用プールを使うのはNGですよ。

触られて困るもの・怪我の危険があるものは片付けておく

触られて困るものや壊れやすいもの、怪我をしそうなものがあれば事前に移動させておきましょう。
花瓶や観葉植物、家電製品のリモコンなどは、使わない部屋に移動させておくとよいでしょう。移動できない高価な家具などには、上から布などをかけておくとで汚れだけでも防ぐことができます。

ゲストに駐車場・駐輪場のお知らせをする

使用可能な駐車スペース・近隣のコインパーキングの場所を事前にゲストに伝えておきましょう。当日になって停める場所がなくパーティーが始められないトラブルや、近隣との駐車トラブルを避けられます。
車だけではなく、自転車などで来ることも考えて駐輪場の場所も伝えておきましょう。


まとめ

少しの工夫でホームパーティーはより楽しくなります。今年の夏は自宅にお友達を呼んで、大人も子供も思いっきり楽しみましょう!

アルファジャーナルでは、ホームパーティについて説明した記事を揃えています。参考にしてみてくださいね。
https://journal.anabuki-style.com/tag/home-party

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