一人暮らしのお部屋で考える、購入費用を無駄にしないインテリア選定術

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あこがれの一人暮らしスタート!
「友達を呼べるかわいい・かっこいい部屋にしたい」「ゆったりくつろげるソファを置きたい」「お気に入りのブランドでインテリアを統一したい」……叶えたいお部屋のイメージがいっぱいありますよね。

でも、ちょっと待って。そのイメージはずっと変わらないものですか?

同じお部屋で3年、4年と暮らしていれば、気分を変えたくなるタイミングがあります。引っ越しをして、生活スタイルを変えなければならないこともあるかもしれません。

そんなときに、インテリアをすべて買い換えていたのでは購入費用・処分費用ともに無駄になってしまいますよね。一人暮らしのお部屋で、後から無駄にならないインテリアの選び方を紹介します。

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一人暮らしの模様替えとお引越しで、選ぶインテリアの3つの条件

引っ越しと模様替えの目的から考える、選ぶべきインテリアの条件

生活規模が変わったら、お部屋も変える必要がありますね一人暮らしの生活でお部屋を変えたくなるのは、こんな変化のタイミングが考えられます。

  • 環境の変化…職場が変わった、就職した など
  • 生活規模の変化…出入りする人数が変わった、ペットが増えた、ものが増えて収納が足りなくなった など
  • 自分の生活を変えたいとき…気分が落ち込んでいる、勉強や趣味に打ち込みたい など

そんな変化に合わせた引っ越しや模様替えには、それぞれこんな目的があります。

  • 環境の変化→住む場所を変える、新しい生活リズムのために規則正しい生活ができるようになりたい
  • 生活規模の変化→生活スペースを追加したいので、広い部屋に引っ越す
  • 自分の生活を変えたいとき→部屋の雰囲気や生活スタイルを変える

以上を踏まえて、「一人暮らしの限られたスペースで使える」、「現在より広い部屋に引っ越したときに便利」、「生活スタイルを変えるときに便利」という3つの条件に当てはまるインテリアを購入するのがベストだと言えます。

後で使い方を変えられるインテリアを選びましょう

生活スタイルを変える模様替えをしたいとき、ただ家具の配置を変えるだけでは対応できない場合があります。例えばベッドやソファの位置を変えたからと言って、それで日常生活の行動や姿勢が変わるわけではありません。
生活スタイルを変えるというなら、極端な話をすれば、ベッドを捨ててソファをベッドにしてしまうくらいの変化が必要でしょう。

そこまでの変化に対応するなら、使い方自体を変えることができるインテリアを選んでおくのがいいでしょう。
模様替えのときに場所を移動して、今までとは別の用途でも使えるインテリアであれば、引っ越しや模様替えで処分することなく使い続けることができます。

家具配置が決まるまでの空きスペースはインテリアを飾りましょう

引っ越しイメージ模様替え・引っ越しの際に考えておきたいのが、配置換え後に置くものが決まらない場所をどうするかということです。

今までより広い部屋に引っ越したときは特に、手持ちの家具を配置しただけでは不自然な空きスペースができたり、最終的な配置は決まっているのに、ぴったりの家具がなかなか見つからなかったりといった問題が出てきます。
空いたままにしておいても構わないのですが、人を呼んだときに毎度「ここはまだ家具が決まってなくて……」と説明しなければならない部屋にしてしまうのも煩わしいですよね。

こうした問題を避けるためにも、空きスペースはおしゃれに飾って自慢できるポイントにしてしまった方がいいでしょう。
人目につくようにしておけば、埃がたまったりしないよう、まめにお掃除するようにもなり、いつも清潔にしておくようにもなります。

一人暮らしのお部屋で活躍できるインテリア3選

ここからは、どのようなインテリアが一人暮らしのお部屋に有効かご紹介するとともに、具体的な活用方法をご説明します。

お部屋の装飾に手軽なフロアランプ

ランプで小物を照らすとおしゃれなスペースにフロアランプは空きスペースのアクセントに有効

空きスペースの装飾として手軽なのが、フロアランプです。

一人暮らしの部屋サイズなら、背が高いスタンドよりは棚に入る程度の背の低いものを選ぶのがいいでしょう。
また、デスクランプのような、一方向に光を向けられるものの方が空間の演出には便利ですが、全面に明かりが広がるランプでも大丈夫。
どちらにしても、強い色柄・絵付きなどの印象が一通りに決まってしまうものは避け、床の上に直接置いても違和感がないデザインのものを選びましょう。

お部屋の中でぽつんと空いたスペースに、とりあえず明かりを置いておけばそれだけでさまになります。合わせて小さな観葉植物や陶器の芳香剤を置いてあげるだけで、気の利いた空間になりますよね。

間接照明の使い方例お部屋を広く見せる演出にも使いましょう

フロアランプは空きスペースのアクセント以外にもインテリアコーディネートに活用できます。

テーブルの端やチェストの上などの目につくところに置くのであれば、一緒に置くオブジェか壁を照らすように配置すると、おしゃれな空間が演出できます。
また、部屋の隅に明かりを置いておくと壁と家具の間に空間があることを強調できるので、部屋全体を広く見せることができます。

配置場所としては、お部屋に入ったときに家具の奥になって見えない場所、例えばソファや鉢植えの向こうなどがおすすめです。

照明選びについては、こちらの記事も参考にしてください。
インテリアをより素敵に見せるための照明選びの3つのコツ

生活スタイルの変更に対応できるリフティングテーブル

一人暮らしのお部屋では、食事や勉強などで、一つのメインテーブルをいろいろな用途で使い回すことになります。
生活の中心となるメインテーブルを模様替え・お引越し後にも使い回す目的で選ぶなら、天板の高さを変えられるリフティングテーブルがおすすめです。

気分を変えるなら、床生活/椅子生活の生活スタイルを変えてみましょう

現在のあなたのお部屋は床生活仕様でしょうか? それとも椅子生活仕様でしょうか?

床生活と椅子生活の例
床に直接座るのが床生活、ソファや椅子が生活の場になるのが椅子生活です

こたつをメインテーブルにした生活や、ラグを敷いて座椅子やクッションとローテーブルが生活の場になるのが床生活、テーブルと椅子や、ソファを生活の場にしているのが椅子生活のお部屋です。

床生活はゆったりとリラックスできるところが魅力ですが、長時間床に座った姿勢を続けるのは体に負担がかかります。そのため、勉強する時間を取りたい、規律のある生活ができるようにしたいという目的で模様替えするなら、椅子生活ができるお部屋にした方がいいでしょう。
逆に、家には帰って寝るだけという生活になるなら、家ではのんびりできる床生活を選ぶのもいいですね。床近くの高さに家具が集まる床生活のお部屋は、部屋を比較的広く見せることができるという利点もあります。

このように、床生活と椅子生活を切り替えることで、生活スタイルを大きく変えることができます。生活スタイルが変われば気分も変わるので、気分を変えたいという模様替えでも、この点を変えてみることをおすすめします。

そしてリフティングテーブルを選んでおけば、床生活と椅子生活の生活スタイルを切り替えるのが簡単になりますね。

一人暮らしのメインテーブルに必要な最低サイズは100cm×60cm以上

一人暮らしで使うリフティングテーブルは、最低限どれくらいの広さのものを選ぶべきでしょうか?

各種作業に必要なテーブルサイズは一人暮らしの生活では、メインテーブルは食事をするだけでなく、パソコンを使ったり勉強のためにノートを広げたり家事をしたりといろんな用途に使われます。

食事を配膳する際、一人分に必要な最低限の広さが幅60cm×奥行き40cm程度と言われます。パソコンを使うことを考えた場合、ノートパソコン+マウス分のスペースを確保すると幅は最低80cm~90cm程度必要でしょう。さらに、勉強のためにノート+本を広げると幅100cm~120cmは欲しいところです。
また、来客時にも使うことを考えると、奥行きは配膳2人分とまでいかなくとも、1.5倍の60cmは必要でしょう。

結論として、天板サイズは幅100cm~120cm×奥行き60cmくらいを最低限として、部屋の広さに合わせたサイズを選ぶ 必要があります。

マルチな使い方ができるカウンターテーブル

デスクに、作業台に。用途の幅が広いカウンターテーブル

一人暮らしのお部屋で、意外と幅広い用途に使えるのがカウンターテーブルです。

カウンターテーブルをダイニングテーブル兼作業スペースに活用
カウンターテーブルをダイニングテーブル兼作業スペースに活用

ダイニングテーブルよりも高めのカウンターテーブルは、椅子に座っても立っても作業しやすい高さです。
※商品によっては立って使うには高すぎるものもあるので注意しましょう。一般的に80~95cmくらいの高さが立って使うのにちょうどいい高さです。

天板の広さも、通常のデスクより奥行きが浅いので、一人暮らしの限られたスペースで使うのに適しています。
また両側から使えるものを選べば、リビングスペースとダイニングスペースの間仕切りに配置して、食事の時はダイニングスペース側から、デスク作業をするときにはリビングスペース側から使うことができますね。

筆者も自宅ではカウンターテーブルを愛用しています。
一人暮らしの部屋のキッチンは狭いので、調理スペースを作るために購入したのですが、ダイニングテーブルとしてもアイロン作業時にもパソコンを使うときにも使っており、生活シーンの大半がこのカウンターテーブルで事足りるようになりました。

カウンターテーブルを中心とした生活は椅子生活寄りになりがちですが、一つ裏技があります。
カウンターテーブルをベッドの頭か足元に置くことで、ベッドの上に座ってテーブルを使うことができるのです。普通に座ったのでは高さが合わないので、ベッドの上にクッションを置いて高さ調節する必要はありますが(そして寝るときにクッションが邪魔です)、こうすることで、床生活気分でテーブルを使うことができます。

テーブルとして使う必要がなくなったら、壁際で収納や書斎コーナーに使いましょう

カウンターテーブルを書斎スペースに生活スタイルを変えて床生活がメインになったときは、カウンターテーブルは背が高すぎて生活の場として使いづらくなってしまいます。
そんなときは、カウンターテーブルは壁につけて配置し、ちょっとした書き物スペースにするか、飾り棚や本棚代わりの収納スペースに変えてしまいましょう。

天板が高いカウンターテーブルなら、天板の上は飾りスペースに、板面の下はチェストやランドリーボックス・カラーボックスなどを置いて、収納に使うことができます。もとより収納がついたカウンターテーブルも市販されていますので、テーブルとして使うときと、収納棚として手持ちの収納と組み合わせて使うときのことを考えて選ぶようにしましょう。

番外編:ウォールステッカーの活用法

貼るだけで自在に印象を作る、模様替えの強い味方

ここまでは、引っ越しや模様替えに対応して、複数の使い方ができるインテリアを紹介してきました。
でも、使っている家具が同じままで生活スタイルを変えても、あまり変わった気がしない……という意見もあるでしょう。それでは、模様替えをした意味がありませんよね。

そんなとき、模様替えに取り入れたいのがウォールステッカーです。 

ウォールステッカーの活用例一人暮らしの賃貸物件では、壁面に穴をあけて棚を取り付けるといった改造が難しく、さらに、狭い室内に圧迫感のある背の高い家具は置きづらいので、壁面の上部がデッドスペースになりがちです。

大きく開いた壁面に、優しい色の木のウォールステッカーを貼るだけで、なんだかナチュラルでかわいい印象になりますよね。
これがワイルドな動物のステッカーなら? 一気に壁面がコーディネートの主役となり、ユニークなお部屋に早変わりします。

また、カウンターテーブルを使った収納の飾りスペースに、オブジェやランプに合わせたかわいいステッカーを貼ると、そのスペースだけで物語ができそうな素敵な空間が演出できますよね。

ステッカーならいつでも貼替えできるので、少し気分を変えたいときの模様替えには最適です。主役家具の配置替えと組み合わせて、上手に叶えたいイメージのお部屋を演出してみましょう。

※ただし、賃貸のお部屋では退去時に原状回復しなければならないことが多いので、ウォールステッカーを貼ってもいい部屋かどうか、後で剥がせるか商品どうかは購入前に確認しておきましょう。

壁面のインテリアコーディネートについては、こちらの記事も参考にしてください。
<壁紙・壁面装飾編>自宅の部屋で真似できるモデルルームのコーディネートポイント

まとめ

一人暮らしのお部屋で有効なインテリアの選び方として、「一人暮らしの限られたスペースで使える」、「現在より広い部屋に引っ越したとき」、「生活スタイルを変えるとき」という3点に対応できるものを紹介しました。

新生活を始めるときや模様替えするときに新しいインテリアを購入するなら、最初に考えている用途で使った後に、次の使い方ができるかどうかを考えて、無駄にならない選び方を心がけましょう。

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