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くらしのヒント

誰でも簡単にできる!「押入れ」の収納アイデア7選

押入れといえば、布団を収納したり、暖房器具や扇風機、雛人形やクリスマスツリーなど季節モノの収納をするというのが、基本的な使い方ですよね。でも押入れって、リビングに面した和室など、比較的便利な場所にある大容量の収納スペースですので、普段使わないものを押し込んでおくだけ……というのでは、もったいないと思いませんか?
そこで、今回は「押入れを有効活用するアイデア」をご紹介したいと思います。押入れを上手に活用したいとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。


自分だけの使いやすさを追求!基本のアイデア4つ

誰でも簡単にできる!「押入れ」の収納アイデア7選

押入れは、大きな空間を中棚で上下に区切っただけのシンプルなつくりですよね。シンプルだからこそアレンジは無限大ですが、上手に使わないとデッドスペースができてしまうことも。そこでまずは、押入れを余すことなく活用するための基本アイテムからご紹介します。

つっぱり棒×サポートポールでクローゼット風に

収納といえばこれを置いては語れないのが「つっぱり棒」。つっぱり棒1本を設置すれば、「押入れ」がたちまちハンガー収納ができる“クローゼット”に早変わりします。そしてここでキモとなるのが「サポートポール」。これは、つっぱり棒の中心あたりに設置するだけでつっぱり棒の強度が、格段にUPするという優れもの!
つっぱり棒の落下防止や、両サイドの壁への負荷を軽減するのはもちろん、サポートポールは簡単な仕切りの役目にもなってくれるので便利です。ホームセンター等で市販されていますので、ぜひ活用してくださいね。

つっぱり棒2本が棚に変身!?

次に「つっぱり棒2本使い」の収納テクニックをご紹介します。テクニックと言っても、2本のつっぱり棒を並べて設置するだけ(笑)でも、この2本の棒の上に収納ボックスやワイヤーネットを置けば、立派な中棚になってくれます。通気性もいいので衣類やファブリックの収納にはもってこいですよ♪複数使いやタテヨコ使いを駆使しながら、ぜひ色々なスタイルで「つっぱり棒」を使ってみてください。

マルチラック×キャスターで奥行きを活用

これはすでに実践している方も多いと思いますが、押入れの下段には「マルチラック」や「クリアケース」等を置くのが便利です。空間をタテに活用するなら、「カラーボックス」を入れてしまうというのも◎。
ここでポイントとなるのが、いずれの収納アイテムも『キャスター付き』を選ぶということ!カラーボックスなら、自分でキャスターを取り付けちゃいましょう。スライドして楽に引き出せるので、整理するときも使うときもストレスがありません。

すのこを使って簡単DIY!ぴったりサイズの棚を作ろう

初心者でも簡単にできるDIYといえばやっぱり「すのこ」!すのこを使って、押入れにぴったりなサイズの棚を作っちゃいましょう♪クギでもいいですが、「木工用ボンド」で接着して作るのもアリ。また「結束バンド」で固定するだけでも立派な棚が作れてしまいます。さらに、好きな色にペイントすれば、押入れの中も明るい雰囲気にアレンジできますよね。本棚・おもちゃ箱・布団やファブリックの収納棚・シューズ用に小物用などなど……ぜひ色々作ってみてください。


毎日をちょっとハッピーに♪応用アイデア3つ

誰でも簡単にできる!「押入れ」の収納アイデア7選

単なる収納エリアである「押入れ」を、自分だけのお気に入り空間にできたら素敵だと思いませんか?そこで、すぐにマネできる押入れ活用のアイデアをご紹介したいと思います。

<子供向けアレンジ>子供のアイテムを一括管理!

子供のアイテムってとても多いですよね。学校や幼稚園の用品をはじめ、洋服・おもちゃ・絵本や勉強道具・スポーツ用品などなど数えだせばキリがありません。そんな子供グッズを、押入れ一つで全部管理しちゃおうというアイデアです。
下段はつっぱり棒とクリアケースなどを入れて、子供目線のクローゼットに。上段は学校用品やおもちゃなどを、見やすく計画的に収納します。上段・下段の使い方は、年齢や身長に応じて変えていくといいと思います。
さらに、子供が好きな壁紙を貼ったり好きな色の棚を置いてあげれば、お子さんも大喜びしてくれるはず♪自分でモノを管理したり片付ける力を養うことにも繋がるので、押入れを「自分だけの専用スペース」としてプレゼントしてあげるのはとてもおすすめですよ。

<大人向けアレンジ>自分だけのプチ図書館を作っちゃおう

次は「プチ図書館」を作るという大人向けのアレンジをご紹介します。まずは先ほどご紹介した“すのこ”で、お手持ちの本や押入れサイズにぴったりの本棚をDIYしましょう。
そして押入れの【上段】には、壁面を埋めていくイメージで本をレイアウト。近くにイスを持ってこれば、中棚がデスク代わりになり“小さな書斎”のような雰囲気になります。
また【下段】には、「キャスター付きの本棚」を並べて配置。そうすれば、スライドして引き出せる“移動式図書館”になりますよ。好きな本を好きな場所へ運んでいって、ゆっくり楽しんでくださいね。
なお、本は数が増えるととても重たくなりますので、詰めすぎには注意しましょう。

<魅せる収納>壁紙やライトアップで趣味の空間に

図書館のアレンジバージョンとして「趣味の空間」を作ることもできます。押入れ内の壁面や天井などにお気に入りの壁紙を貼って、小さなライトを灯すだけで、自分だけの特別な世界が完成♪趣味のアイテムを“魅せる収納”にしたり、コルクボードやすのこを壁に立てかけて、人工観葉植物やポストカード・小物を飾っておしゃれな空間を演出するのも素敵です。もちろん中棚は作業スペースとして活用!作業途中の散らかった状態でも、ふすまを閉めれば見えなくなるのでとても便利ですよ。


より快適に使うための注意点

誰でも簡単にできる!「押入れ」の収納アイデア7選

押入れはアイデア次第で、収納の枠を超えて楽しめることがわかりました。でも、押入れはどうしても風通しがわるかったり、暗くて見通しがわるかったりしますよね。そんな押入れを少しでも快適に使うためのポイントをご紹介したいと思います。

除湿剤や防虫剤で快適性UP

風通しがわるい押入れはどうしてもジメジメしがち。ですので「除湿剤」を置いておくといいでしょう。また床面や中棚面に直接モノを置くのではなく、すのこを敷いておくと空気の通り道ができるのでジメジメを緩和することができます。また洋服や雛人形・五月人形など、目的に合った「防虫剤」を入れておくことも大切ですね。

布団はよく干してから収納

季節ものの布団や、来客用の布団は収納期間が長くなるので、カバーを外し、しっかり天日干しをしてから収納することが基本となります。「圧縮袋」は省スペースになるのでとても便利ですが、布団の風合いを損なうこともあるので、表示にしたがって使うようにしましょう。

ラベルを貼ってわかりやすく管理

衣類やファブリック類はクリアケースや衣装ケースに収納してしまうと、どうしても中身が把握しきれなくなってしまいます。また押入れの奥行きに合わせたケースだと、奥のほうのものは忘れ去られてしまいがち……。ですので、引き出しの正面にはすべて「ラベル」を貼っておくようにしましょう。また、文字で事細かに書くのが難しい場合は、中身の「写真」を撮って貼ってしまうのもいいかも知れません。

上段には軽いものを

あたりまえのことですが、強度の面でも、管理の面でも、押入れの上段に重過ぎるものを収納するのはNGです。取り出すときに落下する危険性もありますので、重たいものは下段へ収納するようにしましょう。収納物の重量についてもし不安があれば、管理や施工会社などに問い合わせて確認しておけば安心ですね。


まとめ

「押入れ」の活用アイデアはいかがでしたでしょうか。最近はベッドを使っているご家庭も多く、押入れを布団以外の収納に使うことが増えてきましたよね。
筆者の自宅もベッドなので、押入れは「子供用スペース」に使っています。おもしろいもので、子供ながらも専用のスペースを与えられると『一人前認定』してもらった気分になるようで、自分なりに考えながら楽しそうに使っていますよ。もちろん子供なので、日によって気分のムラはありますが、我が家には「押入れの外に放置されているおもちゃは捨てられる」というルールがあるので(笑)最低限のお片づけはできるようになってきました。そうなると、親側のメリットも大きいですよね。
そして将来、子供が自分の部屋を使う年齢になって「押入れ」が空いたら、つぎは自分自身の趣味の空間にして編み物用品や作品を並べたいなぁなんて思っています。
「押入れ」に使わないものをとにかく詰め込んでいるだけという方は、ぜひこの機会に押入れの有効活用について考えてみてくださいね。

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